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今さら聞けない!マクロビの考え方&おすすめレシピ10選

ちまたでよく耳にする「マクロビ」「ビーガン」。身体にいいことなんだろうなと思いつつ、なかなか挑戦できない方もいるのでは?今回はマクロビの基本となる考え方から、おすすめのレシピを10選ご紹介します。手軽にできるレシピからぜひ、やってみましょう。

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マクロビ(マクロビオティック)は日本で生まれたもの

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マクロビオティックは、『マクロ』と『ビオスティック』を合わせた造語で、日本で生まれた食の考え方のことを指します。日本の伝統的な健康食の方法に、中国由来の食の陰陽のバランスを組合わせたものなんです。桜沢如一氏によって確立されたあと、その思想は民間にも広く伝えられるようになりました。

マクロビが大切にしている思想

仏教用語で、身体と地元の土地から生まれた食は切り離せないということ。つまり、地産地消で自分の土地に根付いたものを食べましょうという食の考え方です。

すべての生命は、むだなものを1つも持たずに生きていているという考えのことです。
その上で、どれかを切り離して食べず、そのものを丸ごと食べようという食の考えが生まれました。例えば精米や野菜の皮をむくこと、根菜の葉も利用すること、魚は丸ごと食べることなどがあげられます。

マクロビの陰陽バランス

「陰」と「陽」は植物の生え方、調理法、色、採れる地域などその食べ物に応じて細かい仕分け方法があります。例えば生え方。野菜は地上に伸びる野菜は「陰」と区分けされて体を冷やすと考えられています。反対に地中に伸びる根菜のような野菜は「陽」と区分けされ、身体を温めると考えられています。このように区分けされた食べ物がどれも偏ることなく、バランスよく食べることを推奨しているのが陰陽のバランスです。

マクロビの食事方法

主食

主食のコメは、精米された米よりもよりミネラル、ビタミンB6に優れている玄米を選びます。パンを食べる場合は加工済みの小麦粉よりもよりカルシウムやマグネシウムが含まれる全粒粉を選びます。(※1)

たんぱく質

お肉を食べないイメージの強いマクロビですが、極力避けたほうがよいでしょう。お肉の食べ方により、消化にかかる体の負担も大きいためです。大豆製品を中心に体に負担のない栄養を摂っていきます。

野菜

陰陽の考え方にのっとり、偏りのないように食べ合わせるのが基本です。にんじんや大根も、実の部分だけを食べるのではなく葉も一緒に食べ合わせ陰と陽の調和をとっていきます。また、調理の場合にも皮を捨てずに丸ごと使うのがよいでしょう。

ベジタリアンやビーガンとの違い

ベジタリアンは広い意味での菜食主義者の総称のことをいいます。その中でも菜食だけれど卵や乳製品を食べるラクト・オボ・ベジタリアン、菜食主義に乳や乳製品を加えたラクト・ベジタリアン、完全菜食主義を貫くビーガニズムがあります。ビーガンは完全菜食主義に加えて、動物の毛皮などを使用した衣類、宝石類なども身に着けません。

はじめてみよう!マクロビレシピ10選

1. バターも卵も使わない人参クッキー

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バターも卵も使わない、人参たっぷりのサクサククッキーです。おやつからお野菜がとれるので、小さいお子さんのおやつにもぴったりですね。かわいらしく型抜きされた形はプレゼントしても喜んでもらえそう!

レシピはこちら|レシピブログ

2. 初心者の方でも簡単!玄米のたきこみご飯

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昆布のだしが香る、うま味たっぷりの炊き込みご飯です。玄米の食べ方に迷ったらおすすめしたいひと皿ですよ。油あげやひじき、人参など具沢山なのでおにぎりを握ってお弁当にすれば、手軽に栄養補給できそう!

レシピはこちら|E・レシピ

3. アランチーニ風マクロビ玄米コロッケ

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お肉などの動物性たんぱく質を使わない、身体にやさしい玄米コロッケです。小豆が入ることでホクホクした食感や甘さも感じられてつい手が伸びてしまいそうです。パーティのおかずにも、お弁当にもおすすめですよ。

レシピはこちら|Nadia
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