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秒で測れる!! メジャーに代わる生活必需品がコチラです!

ライフスタイル

引っ越しや模様替え、DIYなどで距離を測りたい時、巻尺だと時間もかかり、一人ではうまく測りにくいことも。「レーザー距離計」を使えば、一人でも高精度で、スピードも速く計測ができます。上位機種は何万円もするものですが、家庭用なら3000円程度の格安モデルで十分。今回はAmazonで5000円までで購入できる格安レーザー距離計を複数試し、優秀だった3製品を紹介します。

360.life編集部/Test by 家電批評編集部

巻尺よりも早くてじつは簡単!レーザー距離計とは?

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家具を購入する時や、壁紙を貼り替えたい時などに部屋の空間を計測しますよね。長い巻尺やメジャーを使って測ると、途中でずれてしまったり、人手が足りなかったり、果てや長さが足りなかったなど、かなり厄介です。

そこで役立つのが、低価格で買える家庭用のレーザー距離計です。

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レーザー距離計とは、レーザーの反射を利用して距離を測るというもので、数十~数百メートルの距離もほとんど誤差なく瞬時に測れます。

これを使うと、距離や面積、体積、容積を計測したい時にレーザーを使って素早く計測ができるようになります。主に建築や建設現場などで使用されますが、近年1万円を切る低価格なレーザー距離計が登場し、家庭での用途も広がりました。

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レーザー距離計なら一人だけで計測ができるほか、巻尺よりも正確な測定値を求めることができたり、傾きを教えてくれる機能も備わっている製品もあります。また途中に荷物などの障害物があっても、わざわざ踏み越えていく必要がないので安全性にも優れています。

専門的すぎる、と思われがちですが、引っ越しや模様替えのタイミングでぜひ持っておいて損はないアイテムなんです。

レーザー距離計の価格の違いは測定できる距離と条件です

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レーザー距離計を選ぶ前に、価格の高い理由と安い理由をおさえておきましょう。

ここでご紹介するのは、屋内で20m~@mで使用することを想定した安めのレーザー距離計です。低価格ではありますが、家庭での単純な距離や面積の測定であれば十分な機能を備えています。

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ですが庭や店舗などの屋外や、より大きな範囲を測定したい場合は向いていないので、注意が必要です。測定距離が長くなり防水機能などが増えるほど、価格は高くなります。

価格帯によって計測できる距離、屋内や屋外かの条件が違うので、まずは自分が使うシーンを見極めてください。

[選び方]レーザーの計測精度と使いこなしやすい操作感が重要

格安製品にはやはり精度が低く、誤差の大きいものもあります。しかし、レーザー距離計は距離を測るものですからここは妥協できません。1mの距離を測定して誤差が3mm以内でしたら「計測能力」は合格と考えてよいでしょう。

また計測能力と並んで重要なのが「使い勝手」です。使いやすいものでないと計測時に本体がズレてしまい、正確な測定ができません。

家庭用のレーザー距離計の選ぶポイントは大きく2つです。前提条件として、前述した「距離」と「屋内・屋外」がクリアしているか確認してください。

[ポイント1:計測能力]

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①レーザーの精度
距離計だけに、計測能力は最重要です。とくに重要なのがレーザーの「精度」。今回のテストでは、4mの距離で3回計測し、その平均値で精度を採点しました。

②色ズレ
レーザー距離計は、対象物の色で測定結果が変わるといわれています。テストでは白・黒の対象物を1mの距離から測定してズレがないかを確認しました。

[ポイント2:使いやすさ]

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①ボタン
次に重要なのが「使いやすさ」です。とくにボタンは、使い勝手に直結するパーツ。テストでは押しやすさ、数、材質に加え、ボタンの配置と持ちやすさのバランスも考慮して採点しました。

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②水平器
測定時の傾きは結果に大きく影響するため、水平器は重要。水平器の位置や数、デジタルか否かで採点しました。

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③ディスプレイ
加えて重要なのが、ディスプレイです。ディスプレイのサイズ、背景・文字色、表示項目を総合して採点しました。測定結果には関係ありませんが、使い勝手に直結します。

格安製品ではダントツの完成度精度も使いやすさも抜群です

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BEVA
レーザー距離計
実勢価格:3080円
サイズ:W48 x H120 x D27mm
重量:120g
測定距離:0.05~40m
レーザーレベル:Class 2

Amazonで見る
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4m測定でのズレはわずか2mm。対象物の色を変えても測定結果に変化がなかったため計測能力は最高評価となりました。

連続測定や消音モードに一発で切り替えられるボタンが用意されており、使い勝手でも高評価になっています。水平器がデジタルでないことは残念ですが、それでも2箇所に用意されているため、他製品に比べて正確な測定が可能です。

5000円以下どころか3000円未満でこの完成度は圧巻ではないでしょうか。精度・使い勝手・安さの3拍子がそろっています。

唯一気になったのは、「Unit」ボタン。測定単位を切り替えるボタンですが、日本版ではメートルしか選択できないため、飾りになっています。

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本体上部と左部に水平器が用意されており、測定時の傾きを確認できます。水平器がひとつしかない製品に比べて精度の高い測定が可能です。

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「MAX/MIN」ボタンを押すと連続測定が始まり、もっとも長い距離と短い距離が自動記録されます。

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このモードを備えた製品は多いのですが、専用ボタンを備えるのは本製品だけでした。

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