3位「語学を学ぶ」
・「今転職を考えているが、一番ネックになっているのが語学力だから」(37歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「年をとると覚えられないから、若いときにやっておきたかった」(35歳/その他/販売職・サービス系)
「仕事や転職に有利」という意見が大半だったのが、第3位の「語学を学ぶ」。
30代の先輩たちは、「若いうちに勉強しておくべきだった」と声を揃えてコメントしています。
また同時に、海外旅行の際に役立ったり人間関係が広がったりと、仕事以外でも使えることから支持を集めている様子でした。
3位「今までしたことのない体験をする」
・「体力が衰えたりしてくるので、いろいろ体験しておくとよい」(32歳/医療・福祉/その他)
・「若いうちのほうがバイタリティもあって思い切りよく挑戦できると思うし、それがたとえ嫌な経験であったとしても、その後のステータスとして役立ちそうだから」(36歳/その他/その他)
「語学を学ぶ」と同率3位だったのが、「今までしたことのない体験をする」。
年齢を重ねれば重ねるほど、新しいことにチャレンジするのが難しくなってくるもの。
時間に余裕があり、柔軟性のある考え方ができる20代のうちだからこそ、いろいろなことにチャレンジしておいたほうがよさそう。
5位「旅行をする」
・「自由な時間とお金がある20代に、できるだけ多く旅をしたほうがいいと思う。30代になるとなぜか贅沢をしたくなり、旅行もある程度予算をかけるようになるので、安い宿とかに泊まれなくなる」(37歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「結婚して子どもも産まれたら、経済的にも時間的にもなかなか旅行に行かなくなるから」(30歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
第5位は「旅行」で、時間がたっぷりある20代のうちに、国内外を問わずいろいろな場所へ旅行したほうがいいという意見が多く挙げられました。
30代の先輩たちがネックになっているのが、やはり結婚や出産といったライフステージの変化。
20代の独身時とちがって、「思い立ってひとりでふらっと」とはいかないようです。
6位「資格を取る」
・「そのときにすぐその資格がいきなくても、年を重ね、変わりゆく時代のなかで役立つことが多いから」(36歳/自動車関連/営業職)
・「思い返せば時間がたくさんあったが、無駄にしてしまった。今後のキャリアのためにやっておくべき」(30歳/金融・証券/営業職)
年齢による集中力や記憶力の低下に関してのコメントが多く見受けられたのが、第6位の「資格を取る」。
社内での中堅というポジションもあってか、「忙しくて30代は勉強する暇がない」という理由からこの選択肢を選んだ人もいました。
確かに、時間に余裕のある20代のうちから資格取得を目指せば、30代で仕事や転職の選択肢が広がるかもしれません。