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[ガチテスト]あの食器用洗剤の“肌にやさしい”は本当なの?

ライフスタイル

こちらは、2019年の食器用洗剤おすすめランキング16選における肌へのやさしさテストの結果まとめです。毎日の食器洗い、油汚れをしっかり落としてくれるものを選びがちですが、本当は“手肌のうるおい”も気になりませんか? 洗剤の成分によっては手肌への刺激が強く、知らないうちに手荒れがひどくなってしまうこともあります。そこで今回は手肌へのやさしさに注目。プロといっしょに食器用洗剤16製品をテストしました。

加藤 真也/Test by LDK編集部

過去ベスト&売れ筋からやさしさ重視でベストを決定!

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毎年恒例となっている、テストする女性誌『LDK』による食器用洗剤ベストランキング。

今回のテスト対象は、過去に高評価だった7製品に、今の売れ筋9製品を追加した全16製品。ラボと専門家の協力のもと「洗浄力」「除菌力」「手肌へのやさしさ」、そして新たに「泡のスタミナ」も追加し、4つのチェックポイントでしっかり検証しました。

今回はその中から、手肌へのやさしさテストの結果をご紹介していきたいと思います。

▼総合結果をご覧になりたい方はコチラ!

洗浄力や除菌力が優秀でも手荒れする洗剤は考えもの?

家事の中で、手荒れの原因ダントツ1位は食器洗いだそうです。いくら汚れや菌をキレイに落とせる優れた洗剤でも、手がガサガサになってしまっては悲しい。食器洗いが余計にストレスになっちゃいますよね。

でも、使う食器用洗剤によって手荒れしやすかったり、しなかったり、違いを感じることはありませんか? それは、洗剤に含まれる成分によって刺激の強さが違うからなんです。

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食器用洗剤には界面活性剤が含まれていて、その種類によって刺激の強さが異なります。刺激の強いアニオンが多く含まれるほど、手肌への刺激が強くなります。

1日に何回も使うものだからこそ、食器用洗剤はなるべく肌にやさしいものを選びたいですよね。でも製品の成分表示を見ただけでは、手肌にやさしいかどうか素人にはよくわかりません。

そこで、成分に詳しい専門家といっしょに“本当に手肌にやさしい洗剤”を探しました。

2つのポイントで手肌への刺激をチェック

今回の手肌へのやさしさテストは、ラボで「刺激の強さ」を検証し、さらに専門家が「表示成分を細かく確認」するというダブルチェック体制をとり、徹底的に検証しました。

テスト①:タンパク質の変化

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手肌に似ているタンパク質でできた卵白を使って、洗剤による肌への影響をチェック。卵白と同量の洗剤を混ぜて一晩置き、卵白の変色具合を確認しました。タンパク質の変性が大きいほど手肌への刺激は強いといえます。

テスト②:表示成分の刺激の強さ

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まずホームページやラベルの表示で液性(弱アルカリ性・中性・弱酸性)をチェックし、刺激の強い「弱アルカリ性」は最低評価とジャッジ。

次に「弱酸性」と「中性」の洗剤は、界面活性剤の種類を細かくチェック。界面活性剤のうち、もっとも刺激が強いアニオンの量に注目しました。

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アニオンの表示がないものを最高評価とし、4段階で判定。

以上のテストから総合的に判断し、手肌へのやさしさを5段階で評価しました。それでは結果をご覧ください!

本当に手肌にやさしい!“A+評価”の2製品はこちら

まずはA+評価です。タンパク質変性と成分ともに高評価、本当に手肌にやさしくて、安心して使用できるレベルです。

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卵白にはほぼ変化がなく、にごりも見られません。成分にもアニオンの表示はなく、肌への刺激は少ないといえます。

それでは、A+評価を獲得した2製品をご紹介します!

手にやさしい、はホンモノ“キュキュット ハンドマイルド”

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花王
キュキュット ハンドマイルド
カモミールの香り
購入価格:152円/230ml
液性:中性

[手肌へのやさしさ:評価A+]
 タンパク質変性:★★★★★
 成分     :★★★★☆

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今回テストした中で、一番タンパク質の変化が少なかったのが「ハンドマイルド」でした。

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アニオンも3%以下なので、手肌に安心です。“手にやさしい”は本物でした!

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