こんにちは、ヨムーノ編集部です。
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初対面の人に会う時や、人前に立つ時にでてくる緊張。性格や体質と思われている方もいるかもしれません。でも、もしかしたら、イヤな緊張を撃退する方法が見つかるかも……!!
ここでは、吉本興業沖縄ラフ&ピース専門学校演技コース講師の伊藤丈恭さん著書『人前で変に緊張しなくなるすごい方法』(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。
本番直前にドキドキしてきた……!!そんなとき役立つお守りメソッド
プレゼンテーションの出番を待っているときに、後ろを通りかかった上司から「頑張れよ!」と肩を叩かれたとたん、とれたはずの緊張がよみがえってしまった。
面接試験の際、開始予定時間を大幅にすぎても名前を呼ばれず、「どうしたのだろう!?」と考えているうちに、動悸が激しくなってきた。
このように本番では何が起こるかわかったものではありません。「伊藤式・緊張撃退メソッド」は、そんな事態も想定して、緊急時のための対処法も用意しています。
いずれも身体に意識を向けさせ、緊張を引き寄せないようにする狙いがあります。
順番待ちの列にいたとしても、人知れず簡単に行うことができるメソッドです。それでは具体的に紹介していきましょう。
本番直前の4つのお守り
本番直前にドキドキしてしまったとき、次の4つの方法を試してみてください。現場での”お守り”として覚えておけば心強いでしょう。
超低速・手あげさげ
スーハーと呼吸しながら、ゆっくりと腕を上下させます。
身体に意識を持っていくことで心に興奮が行かなくなるので、落ち着きを取り戻すことができます。
「超低速・手あげさげ」を行う際、腕はできるだけゆっくりと上下させます。そのとき、両腕に意識が行くので呼吸がおろそかになりがちですが、呼吸を止めないように注意しましょう。
また、腕をゆっくりと降ろすとき、「もっと早く」と思うかもしれませんが、”ゆっくり”を楽しむつもりで行ってください。
全身グッ・パー
「全身グッ・パー」の狙いは、緊張で力んでいる身体にさらに強い力を加えることで、逆に力めなくすることです。「パー」では一気に力を抜くようにしましょう。
肩ストン
肩を上げるときは息を吸いながら、下げるときは息を吐きながら行います。緊張して力んでいる肩から荷物がなくなるように楽になります。
地響き呼吸
吸うときは一気に大きく、吐くときは地響きのような音を立てながら一気に行います。呼吸に意識を持っていくことで、緊張がやってくるのを阻止します。
横隔膜を動かすことで内臓がリラックスして気が高まる効果もあります。