プロは見抜いた！ 素人目にはわからない人気ノートと筆記具の相性がこちらです

ビジネスシーンで使うノートにはやはりこだわりを持ちたいもの。あまり安っぽいものだと恥ずかしいし、品質が良くないと裏写りして、せっかくの書き込みも読めなくなってしまいます。

しかし、「仕事で使えるかっこいい大人ノート」とは、一体どんなノートなのでしょうか？ 仕事といってもさまざまなシーンがあることから、大きさや仕様などを考えなければなりません。

ということで今回は、文具専門店から雑貨屋など、さまざまなノートをかき集め80冊に厳選。これを「外回り・営業用」「ポケットサイズ用」「アイディア出し」「メモ・議事録」「フォーマル」の5つのジャンルに分類し、書き心地がよく、さらにデザインもいい「最高なノート」をプロと一緒に徹底検証しました。

▼詳しい選び方や比較方法はこちらでご紹介していますので、合わせてご覧ください！

今回は、アイディア出しに最適な方眼ノートのランキングをご紹介します。

方眼ノートは、 ①罫線を気にせず書けて、②グラフや図形もラクラク、③横罫の役割も担っていて、アイデア出しにおすすめです。

理想的な方眼ノートとは、ペン先が食い込みすぎず、思いついたアイディアをスラスラ書けること。今回は、筆記具によって評価が割れましたが、2つのボールペンとの相性が最も良かった以下の商品がベストバイに輝きました！　

素人目にはなかなか違いに気づきにくいですが、プロが見抜いた筆記具によるインクの乾きやにじみなどの違いをもとに、ノート別におすすめ筆記具も紹介していますので、ぜひご活用ください。

それでは、ランキングのご紹介です。

※今回の検証は、A5または、A5に近いサイズで比較検証しています。購入前にサイズをご確認くださいますようお願いします。

ツバメノート
クリーム ノート
実勢価格：443円
展開サイズ ：A5・セミB５罫線
罫線：横・方・無
紙の厚み：0.107mm

「アイディア出し用ノート」の堂々1位は、ツバメノート クリーム ノートです。シックなデザインで大人ウケがよく、書き心地抜群だから、思いつくアイディアをどんどん書き進められます。

油性ボールペンとの相性がよく、「ライフ」や「マルマン」よりもペン先が食い込むのが特徴です。持ち運びやすさもめくりやすさも◎で、シックなデザインにも人気が集まりました。

1番上の万年筆はほとんどにじまず、裏移りもありません。2番目のゲルインクはすらすらペンが走り、3番目の油性ボールペンとは相性がいいことからペン先が食い込んで勢いよく書けます。4番目のシャーペンは滑らかすぎずしっかり止まり、1番下のフリクションは消した後も紙がボコボコしませんでした。

クリーム色の紙は目に優しいうえ、インクの乾きが早く、書き心地にストレスを感じません。

ペン先が程よく滑り引っかからず、にじみや裏写りも全くありませんでした。

筆記用に優れた紙質でインクが裏写りもせず、ペン先も滑りすぎないため、アイディア出しには特に最適な「ツバメノート クリーム ノート」。左利きにもおすすめしたいノートの一つです。

コクヨ
装丁ノート
実勢価格：1080円
展開サイズ ：A5
罫線：横・方

2位はコクヨ 装丁ノートです。こだわりの厚口で裏写りしません。筆圧が強くても紙が凸凹にならず、フリクションとの相性も良いです。

5本の中で書き心地が特によかったのはフリクション。デザインもめくりやすさも悪くありませんでした。

ノートのデザインもよくて紙も上質なので、見た目も使い勝手にもこだわりたいならおすすめです。

コクヨ
大人キャンパス キャンパスノート
実勢価格：271円
展開サイズ ：A5・A4・B5
罫線：横・方・無

3位はコクヨ 大人キャンパス キャンパスノート。なじみ深いキャンパスノートがビジネス仕様で使え、書き心地もいいです。

5本の中でも万年筆の書き心地が最もよく、速乾でにじみません。その他、デザインもめくりやすさも◯です。

大人キャンパスノートというだけあって、シックな黒の表紙がキマっています。持ち運びやすさも◎でした。