●STEP1
毛足が長い場合はあらかじめハサミなどで短くカットします。
●STEP2
湯船にゆっくりと浸かって毛と皮膚を柔らかくします。ほどよく温めた蒸しタオルをあててもOK。
●STEP3
クリームやワセリンを塗り、皮膚を傷つけないように、毛の流れに沿って剃毛。短いストロークで剃るように心がけると、ケガや失敗のリスクを減らせます。
→Vライン/出来上がりをイメージしながら左右交互に少しずつ剃る。
→I ライン/椅子に浅く腰を掛けて、鏡を斜め前の床において、目視しながらゆっくりとていねいに剃る。
→Oライン/鏡にまたがるか手鏡を使って処理。難しい場合は、デリケートゾーン用の脱毛クリームが有効。
●STEP4
剃毛後はしっかりと保湿。デリケートゾーン専用の保湿ジェルやクリームが塗りやすくておすすめです。
2. やさしく洗う
デリケートゾーンは薄い皮膚と粘膜が混在しているので、他のどの部位よりもやさしく洗うべき。顔に洗顔料を使うように、デリケートゾーンにはデリケートゾーン用の洗浄剤を使いましょう。おすすめはpHバランスに配慮した専用ソープ。ニオイを抑える成分や、保湿成分が含まれているものもあります。
洗う際のポイントは、手やネットを使ってソープをしっかりと泡立てて、指の腹を使いやさしく撫で洗いすること。特に小陰唇の外側は、ニオイなどの元となる恥垢が溜まりやすくなっているのでていねいに。
3. 生理時のケアに気を配る
ニオイやムレが気になる生理中は肌は普段よりも敏感になっているため、より慎重にケアしてください。デリケートゾーン用のウェットシートやスプレータイプのデオドラントなども生理中には重宝します。
[生理時に気を付けたいこと]
●「こまめに替える」
ナプキンやタンポンなどの生理用品をこまめに取り替えたほうがいいのは当然のこと。長時間着けているだけでニオイの元となる雑菌が繁殖している可能性があるので、たとえあまり汚れていなかったとしてももったいないと思わずに破棄してください。
●「素材を選ぶ」
ナプキンの素材やサニタリーショーツの素材によって肌トラブルが起きることもあります。肌が敏感な人は素材を確認し、場合によっては布ナプキンなどの肌触りの良いものを選びましょう。また最近では、ニオイやムレ、TSS(トキシックショック症候群)などのリスクを抑えられる「月経カップ」を使う人も増えています。
4. 刺激を与えない
紫外線や摩擦などの刺激を受けると、肌はメラニン色素を生成して肌を守ろうとします。このメラニン色素が黒ずみの正体。デリケートゾーンの黒ずみが気になる人は、刺激となるようなことを避けてください。
[黒ずみ解消のヒント]
●締め付けがないショーツをはく
●トイレットペーパーや手でゴシゴシと擦らない
●肌に合わない生理用品を使わない
●乱暴な剃毛・脱毛をしない
●ホルモンバランスを整えて肌のターンオーバーを促す
●摩擦に強い潤い肌をキープする
最近は、意識の高まりに連れて様々なデリケートゾーン専用アイテムが登場しています。悩みにフィットする製品を取り入れながら正しくケアを行いましょう。
ただし、激しい臭いや痒み、違和感などがある場合は、すぐに婦人科の医師に相談してください。
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