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知ってる?自分の‟和の色”!12ヶ月の誕生色と、その美しい意味

儚い桃色の「夢宵桜」、萌え出る緑の「恋待蕾」…。‟和の誕生色”ってご存知ですか?月にはそれぞれ色があり、各色には‟きもののまち”十日町によって、とても美しい名前が付けられています。優しく、そしてどこか懐かしい自分の‟和の色”をぜひ、探してみましょう。

2016年6月
ライフスタイル

知ってる?自分の‟和の色”

あなたの誕生色は?12カ月の季節の色

儚い桃色の「夢宵桜」、萌え出る緑の「恋待蕾」…。‟和の誕生色”ってご存知ですか?月にはそれぞれ色があり、各色には‟きもののまち”新潟十日町・織物工業共同組合によって、日本独自の名前が付けられています。

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美しい日本の色を追いかけて

空や花からとった色調も、四季の情感を練り込んだ名付けも、いずれも溜息が出るほど素敵なものばかりです。優しく、そしてどこか懐かしい自分の‟和の色”、探してみませんか?

1月の誕生色

和名:想紅(おもいくれない)

1月の誕生色の和名は「想紅」、しんと深く、濃い紅色のことです。白い雪の中で鮮やかに咲く、寒椿の色として名付けられました。凍てついた初春の季節だからこそ、誇り高いこの色は一層強く、華やいで見えます。

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2月の誕生色

和名:恋待蕾(こいまちづぼみ)

2月の誕生色の和名は「恋待蕾」、柔らかく、優しげな黄緑色のことです。この名前の元となったのは蕗のとう。春を望み、重い雪の下からこっそり顔を出してくるあの様子は確かに、恋の訪れを待つ姿に似ているかも。

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3月の誕生色

和名:夢宵桜(ゆめよいざくら)

3月の誕生色の和名は「夢宵桜」、楚々として甘やかな、薄桃色のことです。この色は山桜と結びついており、春の到来を告げる色とされています。山々を淡く繋ぐ桜の情景に、心惹かれない人はきっといないはず。

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4月の誕生色

和名:花舞小枝(はなまいこえだ)

4月の誕生色の和名は「花舞小枝」、穏やかだけれど芯の強さもある、黄味がかった茶色のことです。花実でなく枝をテーマにした珍しい色ですが、桜が目立つ季節だからこそ、それを支えるものには粋な魅力を感じます。

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5月の誕生色

和名:初恋薊(はつこいあざみ)

5月の誕生色の和名は「初恋薊」、さっと目を引く、深い紫色のことです。五月晴れの下、野に咲く薊はとても目立つもの。しかしその一方で、棘のせいでなかなか近寄れないのは、まるで初恋の人を前にしたかのよう。

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6月の誕生色

和名:憧葛(あこがれかずら)

6月の誕生色の和名は「憧葛」、しっとりと濡れたような雰囲気の、静かな緑色のことです。この名前のテーマは、雨景色の中で見る葛の葉の色。水に打たれた緑は艶やかに輝いて、何とも趣深い情景を作り出します。

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7月の誕生色

和名:咲初小藤(さきそめこふじ)

7月の誕生色の和名は「咲初小藤」、透き通るほどに淡い紫色のことです。こちらは初夏の日差しに煙る紫露草の色で、梅雨の終わりを示しています。太陽の白い光を混ぜてできたような、爽やかな風味を感じる色ですね。

8月の誕生色

和名:夢見昼顔(ゆめみひるがお)

8月の誕生色の和名は「夢見昼顔」、落ち着いた中にも華やかな風情のある、赤紫色のことです。炙られるような日差しの下、いっそいじらしいほど上を向く昼顔は、夏盛りのまぶしい光に何を夢見ているのでしょうか。

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9月の誕生色

和名:恋路十六夜(こいじいざよい)

9月の誕生色の和名は「恋路十六夜」、夜の色を煮詰めたごとく、濃厚な紺色のことです。十六夜の月は十五夜に比べ、少しためらいを見せるようにゆっくりと上がります。まるで、恋を知って迷う人のようですね。

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10月の誕生色

和名:想紫苑(おもわれしおん)

10月の誕生色の和名は「想紫苑」、甘さを品良く匂わせる、青が少し入った紫色のことです。野を一面に彩る紫苑の色、そして桔梗の色とも。風が彼らを揺らす度、夏は遠のき、秋はそっと深味を帯びていきます。

11月の誕生色

和名:恋染紅葉(こいそめもみじ)

11月の誕生色の和名は「恋染紅葉」、ぽっと火に照らされたように、鮮やかに赤い色のことです。元となったのは、晩秋の山々を朱に染め上げる紅葉たち。その温もりの色は、迫る寒さに縮こまった心を解いてくれます。

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12月の誕生色

和名:勿忘菫(わすれなすみれ)

12月の誕生色の和名は「勿忘菫」、ほんのわずかに藍の混じった、仄かな白色のことです。冬菫が咲く隣で、静かに積もる小雪。いずれ溶けることがわかっていながら降る姿は、「忘れないで」と祈っているようにも。

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美しい‟和”の世界へ!

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スポットライトを浴びるような派手さはないけれど、2度、3度と繰り返し見るほどに味が出てくる‟和の色”。何か身につけるものを選ぶ時、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?

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