SNSで見たグルメやスイーツの見た目やパッケージが可愛いと、つい食べてみたくなりませんか? SNSにアップするとつい目を奪われて、思わず“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第16回目は、初めてベルギー王室御用達の称号を授与されたショコラトリーが作るチョコレート「Rosine(ロジーヌ)」です。格調高い小花柄の箱に、8種類のチョコレートが入っています。
SNSで見たグルメやスイーツの見た目やパッケージが可愛いと、つい食べてみたくなりませんか? SNSにアップするとつい目を奪われて、思わず“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第16回目は、初めてベルギー王室御用達の称号を授与されたショコラトリーが作るチョコレート「Rosine(ロジーヌ)」です。格調高い小花柄の箱に、8種類のチョコレートが入っています。
小さな宝石と称される優美なチョコレート
「Madame Delluc(マダム ドリュック)」という名前を聞いたことがありますか? 耳慣れないメーカーかもしれませんが、マダム ドリュックは、ベルギー王室御用達のチョコレートショップ。1919年に創業した100年の歴史を誇る老舗です。日本では2019年、京都の祇園に初出店をして話題となりました。
ベルギーは最高級チョコレートの名産地。そんなベルギーで、マダム ドリュックは、1942年にレオポルド3世から王室御用達の称号を授与されました。王室御用達の称号を持つ8つのショコラトリーの中でも、最も歴史があります。
マダム ドリュックの繊細なチョコレートは、「小さな宝石」とも例えられていて、チョコレートには目がないベルギーの人々の中でも、一目置かれる存在です。
まるで芸術作品のようなチョコレートの詰め合わせ
今回ご紹介する「Rosine」は品がある小花柄のパッケージで、目上の人への贈り物にしても、気にいってもらえそうな格調高いデザイン。この花柄は、創業者であるMary Delluc(メアリー ドリュック)がデザインしたもので、1940年代に使われていた柄を復刻しています。歴史のあるマダム ドリュックのイメージを表す象徴的なデザインです。
「Rosine」には、ナディーン、モワ、ブランシュ、ペリゴール、アルジャントゥイユ、エマニュエル、マジェスティ、デリス・アーモンドの8種類のチョコレートが入っています。
「ナディーン」は、さっぱりとしたミント風味。チョコとも相性が良いミントの爽快感が口の中に残ります。
ハートの形がかわいらしい「モワ」は、中にヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネクリームが入っています。さらにクリームの中にはサクっとしたライスパフが。何層にもわたる味を感じてみてください。
ホワイトチョコが洗練された印象の「ブランシェ」。ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネが入って、甘すぎないホワイトチョコの味を堪能できます。
アーモンドがトッピングされたにぎやかな雰囲気の「ペリゴール」。クルミペーストのマジパンをミルクチョコレートで包んでいます。手の込んだ味は、職人のなせる技と言えそうです。
ブランシェと同じデザインの「アルジャントゥイユ」。こちらも、ヘーゼルナッツとプラリネが入ったチョコです。ホワイトチョコのブランシェと並べて出しても、コーヒーなどのお供として、優雅なスィーツになりそうです。
リボンを掛けたプレゼントボックスの形が、大事な人に食べてもらいたくなる「エマニュエル」。見た目通り、少しビターなチョコレート。でも中身はキャラメルソールが入っているので、味の調和が楽しめます。
楕円形のフォルムが美しい「マジェスティ」は、ヘーゼルナッツペーストが使われたチョコ。ほのかにナッツの香りと、自然な甘みがもっと食べたくなる味です。
ダークチョコレートでアーモンドプラリネを包んだ「デリス・アーモンド」。チョコ特有の苦みと、プラリネのしっとりとした甘みがチョコの旨みを引き立てています。
マダム ドリュックで使われているプラリネは、ショコラティエが毎日手作りしています。風味や香りだけではなく、見た目まですべてが調和するように作られている芸術作品のようなチョコです。
コーヒーのような苦みのある飲み物以外にも、アッサムのようなストレートティーにも、チョコ本来の苦みや甘さがよくあいます。一粒での、重厚な味を感じられるマダム ドリュックのチョコレート。パッケージを眺めなら、チョコとつまめば、優雅な気持ちに浸れますよ。
注:「Rosine」の中身のチョコレートに関しましては、固定ではなく、季節によって変わります。店頭では、お客様のお好みでセレクトできます。