冷え性を改善したい人におすすめの食べ物・飲み物
冷え性の改善を目指していくためには、冷たい飲み物や食べ物を避けるようにすることももちろん大切。飲み物を選ぶなら、ハーブティーなどカフェインレスのものを選びましょう。特にルイボスティーは、全身型冷え性の人が不足しがちな鉄分が含まれていておすすめ。コーヒーや緑茶に多く含まれるカフェインは、冷え性を促進させる原因になるといわれています。紅茶を飲むときには、シナモンをふるのがおすすめ。
また、一般的にきゅうりやトマトなどの夏野菜は身体を冷やすといわれています。冬場など、寒い時季はたくさん食べることがないようにしましょう。血流をよくするとされているたまねぎや、ビタミンEが含まれるアボカド(1日1個が目安)、たんぱく質を補う鶏肉は積極的に摂りたい食べ物です。その他、根菜類や発酵食品の味噌なども、身体を温めるのに良いといわれています。ちなみに、温め食材として定番のショウガや唐辛子ですが、摂り過ぎると発汗を促し体温を下げてしまうことも。薬味として使うなど、適度な量を心掛けましょう。
こんな生活習慣はNG!冷え性の原因はあらかじめカット
「お酒を飲むと身体が温まる」と思っている方もいるかもしれません。確かに、アルコールを摂取すると、顔などの血流が一時的によくなり、温まった感覚を覚えることがあります。しかし、アルコールには血管を拡張させ、皮膚から熱を身体の外に出す作用もあります。冷え性の方は適度な量を心がけたいものです。また、タバコを吸うことは血流悪化を招き、基礎代謝を低下させる原因になると言われています。冷え性を感じたら、それは身体が発している大切なサイン。自分の身体の不調を見極め、適切なケアをしていきましょう。
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