(1)人に興味を持つ
打たれ弱い人は、自分のことばかりを見ています。自意識過剰になると、どんどんネガティブになってしまうので、人に興味を持つことで意識を外に向けましょう。すると、自分の痛みばかりを見つめる時間が減るので落ち込みにくくなります。
(2)失敗を受け入れる
失敗した自分を責めている間は、失敗したことを受け入れていません。やってしまったことは素直に認めましょう。
しっかりと受け入れることができると、「同じまちがいをしないように次からどうしたらいいだろう?」と発想を切り替えていけます。
(3)自分が否定されているわけではないことを認識する
まわりの人から強めに注意されたときに、人格や自己価値を否定されたと受け取らないことです。
起きた出来事と自分の価値は関係がありません。あくまで物事の結果なので、起きた出来事と自分自身の価値は別物であると考えましょう。
(4)自分のがんばりを労う
私たちはできたことよりも、できなかったことの方に注目しがちです。そこで、「今日は担当の仕事をしっかりこなすことができた」「感じよく電話の応対ができた」など、些細なことでOKなので、自分ががんばったことを承認する癖をつけましょう。その積み重ねが、自信を育んでくれます。
考え方を変えて「打たれ強い人」になろう!
打たれ弱いとは、精神的に弱く、ちょっとしたことでもめげてしまう様をいいます。物事がうまくいかないと傷ついて、仕事に行くのがつらくなってしまうこともあるようです。
同じような出来事があっても、ショックを受ける人と気にしない人がいるように、物事の捉え方を変えていくことで打たれ弱さを改善していくことができます。
うまくいかないことと自分の価値は関係がないことを知り、自分のがんばりを承認することで少しずつ自信をつけていきましょう。
(高見綾)
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