引きずっている怒りを抑える方法
怒っている自分を許す
怒りを引きずる人は、怒ること自体に良くないイメージを持っていることが多いですが、「いつまでもこんなことで怒っているなんてダメだ」と思って抑えようとすると、怒りはどんどん膨らんでいって逆効果です。怒りを感じてもいいのだと、自分に許してあげましょう。
「怒り」を言語化する
自分の気持ちをうまく相手に伝えられていないと、怒りが消化できずにずっと心の中に残り引きずってしまいます。
何に自分が怒っているのかを言語化することが大切です。何があってイライラしたのか、またイライラした理由は何かを考えてみます。紙に書き出してみると心の中が整理されていくのでオススメです。
本当は相手にどうしてもらいたかったのか、相手に何をわかってもらいたかったのかなど、自分の本音に気づき、怒りの感情の下に隠れている気持ちを言語化していくことで、ため込んだ怒りが解放されていく効果があります。
怒りの感情ともうまく付き合おう
怒りの感情を持つのは人として普通のことです。
しかし怒りを感情にまかせて相手にぶつけてしまうと人間関係が悪化してしまう恐れがあります。
そもそも私たちが伝えたいのは怒りそのものではなく、怒りの下にある悲しみや寂しさのほうだといわれています。怒りがわいたときは上手に付き合い、自分の気持ちを整理していきましょう。
そして相手が理解しやすい形で、自分の気持ちを伝えていくことが大切です。
(高見綾)
※画像はイメージです