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怒ってばかりいると必ず人生損する理由

ライフスタイル

STOP!怒りの感情が生まれたら読んでください。心理カウンセラーの高見綾さんに、怒りの感情が生まれやすい人の特徴や怒りを抑える方法を紹介してもらいます。

5. 自分の気持ちをうまく表現できない

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怒りをため込んで長く引きずってしまう人は、自分の気持ちをうまく表現できない人です。

そういった人は、「怒ってはいけない」と思い込んでいることも多く、日頃から不満を溜めがちです。

うまく伝えられないことで、「わかってもらえない怒り」がずっと心に残ってしまう傾向があります。

怒りをコントロールするコツ

アンガーマネジメントとは

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怒りは瞬間的にわきあがり、その衝動のピークは「6秒」だといわれています。

「アンガーマネジメント」という方法をご存知でしょうか? 1970年代にアメリカで開発された「アンガーマネジメント」は、怒りの感情をコントロールする心理トレーニングです。

これによると怒りの感情が生じたときに、6秒我慢することで怒りが収まっていくとされています。

アンガーマネジメントは、怒らないことを目指しているのではなく、怒りと上手に付き合い、怒りの対象となる相手が理解しやすいように怒りを伝えることを推奨しています。

6秒我慢するための方法として「1、2、3……」と数を数えたり、飲み物をゆっくり飲んでみたり、深呼吸をしたりするなどがあり、ほかのことに意識を向けることで怒りが収まりやすくなります。

即効性あり! すぐに怒りを抑える方法

自分が怒っていると認識する

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怒りの感情が発生したときは、客観的に自分を見て「あ、私今怒っているな~」と意識するだけでも少し冷静になることができます。

自分の気持ちを受け止めてあげることで、ヒートアップしていくのを抑える効果があるのです。

「短気は損気」と言い聞かせる

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「短気は損気」「怒りをぶつけても、関係が悪くなるだけ」など、自分の気持ちを落ち着かせるような言葉を用意しておき、とっさのときに自分に言い聞かせるのもいい方法です。ハッとして怒りがトーンダウンするでしょう。

その場を離れる

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また、イラっとしたときはその場から離れて頭を冷やしましょう。その場にい続けるとヒートアップしてしまいますが、別室に移動したりトイレに行ったりと、怒りの対象者から物理的に離れることで気持ちが落ち着いてくるはずです。

怒っていることについて考えるのをやめる

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そして、怒ったことについて考えるのをやめてしまう方法もオススメです。怒りの原因になったことについてあれこれ考えるとイラっとしてしまうので、「今はやめた、頭を冷やそう」と一旦忘れてしまいましょう。

怒りの感情の下の気持ちを考える

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そうして落ち着いてきたら、怒りの感情の下にある本当の気持ちを考えてみましょう。「私は相手にどうしてほしかったのだろう? 何を伝えたかったのかな?」と考えてみると、怒りをぶつける以外の方法で自分の気持ちを伝えていこうと、発想を切り替えていくことができます。

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