4.自分の話をする
聞き方10割と述べといてなんですが、相当な会話の手練れを除いては、こちらの情報開示も必要です。
相手との距離感があればあるほど、聞きたいけど聞けない話をいつしようか……と、相手がもんもんと悩む場合もあるでしょう。
聞き方に慣れていない方はどうしても質問が多くなってしまって尋問のようになりがちなので、それを避けるためにもあえて「そこまで仲良くもないのに、まだこの話はちょっと早いかな?」くらいの微妙なラインのさらけ出しを推奨します。
例えば、だらしない休日の過ごし方などを少しさらけ出してみてはいかがでしょうか。
4.ネガティブな話題が少ない
ネガティブな話題をまき散らす方のまわりに輪はできません。断言できます。
社内ならどうしても悪口を言いたくなる人もいるし、そういった繋がりは一時的には強くもなります。でも、そういう関係は長続きしません。
顔を合わせる度に悪口を言わなきゃいけないしね。
悪口を言うと花も枯れるっていうじゃないですか。真偽のほどは知りませんが、お肌にも表情にも姿勢にもハートにも絶対良くないことは確かです。
いくつになっても笑顔とポジティブなスタイルを貫く。これがイイ女だと思います。でもって、そんなイイ女のまわりに人が集まり、笑いが生まれるんです、きっと。
どうしてもネガティブな内容を話したかったら、彼氏とか仲のいい友だちにとどめておきましょう。
で、話の終わりに「あー、すっきりした。聞いてくれてありがとう」と、ポジティブな私に戻ったよ、って合図のひと言を忘れずに!
愛される女性が実は使っている話のネタ10選
では、そんな愛されコミュニケーションを取っている女性は、具体的にはどのような会話をしていると思いますか?
1.天気の話
「おはようございます! いい天気ですね」「こんばんは。今日寒いですねー!」
困ったらまずはお天気の話です。たいていのお相手が同じように返してくれます。
導入として毎日使っても問題ないし、挨拶にもなる。「天気」の話題は、発声の練習だと思ってどんどん口に出していきましょう。
で、ここからナチュラルに「そういえば隣のビルに、インスタで流行ってるソフトクリーム屋さんがオープンしたの知ってます? 今日ソフトクリーム日和ですよねー」とか、「油断していて冬服まだ出してないのに困っちゃう(笑)」と会話が流れていくワケです。
2.出身地の話
先ほど挙げた共通点のテッパンが、出身地です。
もし共通ならこれだけでかなりネタになるし、共通じゃなかったとしても他県のことは知らないことも多いので質問しやすいというメリットがあります。
地方なら方言で盛り上がれるし、東京出身の方には「東京出身ですよね? ナマリがないからすぐにわかりましたー」とかね。
3.おいしかったお店の話
昔行ったおいしい店から、最近行った店とか、その人の好みそうなお店を紹介すると、確実に喜ばれます。
お高いお店については、連れてってもらったとか、自分へのご褒美にとか、自慢に受け取られないように注意してください。平然と言い放って許されるのは、良家のご息女だけです。
私は「ゆみさんは高級フレンチしか行かないんだと思っていました」と言われてから、意識的にコキタナシュラン系を紹介しています。
そんなお店が「えっ、焼き鳥とか食べるの……!?」みたいなお嬢様にウケたりするので、ほんと人って話してみないとわかりません(笑)。