(2)強制を感じている
「○○すべき」という強制された外圧を感じると、めんどくさいという感情が起きやすくなります。
外圧を感じるということは、本音は本人がそれをしたくないからです。
(3)疲れている
心や身体が疲れている時はめんどくさいと感じやすくなります。
いつもはめんどくさいと感じないことでも最近はめんどくさいと思ってしまう、といった場合は心身に疲れがたまっている可能性があります。
「めんどくさい」が口癖の人の心理と直す方法
ここからは「めんどくさい」が口癖の人の主な心理状態と、この口癖を修正する方法について解説していきたいと思います。
「めんどくさい」が口癖の人の心理
めんどくさいという感情は誰もが抱くものだと思いますが、それを口に出す癖のある人がいます。
「めんどくさい」が口癖の人の心理とはどんなものなのでしょうか。
(1)逃避
「めんどくさい」と言ってみたらそのことから逃れられたという経験を繰り返すと、それが成功体験となってしまいます。
めんどくさいと言えばやらなくてすむという認知が癖になってしまったのです。逃避手段のひとつです。
(2)モチベーションを引き出す
「めんどくさい」という後ろ向きな感情を否定せずに、いったん口に出して自分で受け止めることによって「でもやるか!!」」という反発力を引き出すために使っていることもあります。
(3)効率を求める欲求
めんどくさい、で終わらずに「めんどくさいからこうしてみよう」まで考えて実行できれば効率化や簡略化につながります。
めんどくさいと感じる心は、より質の高い生活を求める欲望の表れである場合もあります。
(4)本当に嫌なものを避けるための言い訳
嫌いなものを避けるための言い訳として、その前段階にめんどくささを感じる場合もあります。
たとえば食事会に誘われた時「電車に1時間も乗るのはめんどくさい」と思ったとします。そこで「車に乗せていってあげる」と言われてもめんどくさい気持ちが解消されないとしたら、その場合本当に嫌なのは食事会だということです。
「めんどくさい」の口癖を直す方法
さて、そんな「めんどくさい」と言ってしまう癖を直すにはどうしたらいいのでしょうか。
(1)指摘してもらう
家族やパートナーなど同居している人がいる方は、直したい旨を伝えて協力してもらいましょう。
めんどくさがる癖は本人も無意識にしてしまうことも多いです。指摘によってまず「気付く」ことが大切です。