(2)手順を明確化する
どこから手をつけるかわからないとめんどくさいという気持ちが強くなるので、手順を明確化しましょう。
たとえばトイレ掃除であれば、1.トイレの中のものをすべて出す、2.便器を磨く、3.クリーナーで床をふく、など手順を決めてしまうのです。
(3)心身の調子を整える
自分の心と身体に常に気を配り無茶な生活をしないように心がけましょう。心身が疲れると、いつもならめんどくさいと思わないこともめんどくさいと思うようになります。
「めんどくさい」は脳のせい? 対処法とは
では最後に「めんどくさい」と感じた時の簡易対処法をご紹介します。
(1)伸びやストレッチをする
脳に酸素が十分にいきわたっていないと気力がわきません。
伸びやストレッチで身体の血流をよくすると脳に酸素がいきわたるので、やる気がわいてきます。
(2)寝る
睡眠不足は記憶や気力に非常に影響します。めんどくさいと思うことが増えたと感じる方は睡眠を点検しましょう。
睡眠時間を確保するよりも、熟睡できる時間(睡眠の質)を意識することが大切です。
(3)報酬
自分に報酬を用意しましょう。ご褒美があると取り組みへのモチベーションがアップします。
「めんどくさい」と感じることが増えたら要注意
人間は基本的にめんどくさがりです。だからこそ、それに少しずつでも取り組むことで生活の質は向上します。
ただし、以前の自分と比べてあきらかにめんどくさいと感じることが増えている場合は疲れがたまっているサインの可能性もあります。
この機会にご自分の中の「めんどくさい」に向き合ってみてもいいかもしれませんね。
(小日向るり子)
※画像はイメージです