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そのぽっこりお腹、原因は猫背かも!猫背のセルフチェック&改善方法

美容

猫背は、単に見た目が悪いだけでなく、放置すると、肩こりや頭痛、ぽっこりお腹や二重あごの原因につながることもあるのだとか。そこで今回は、自分でもできる猫背を直す方法をご紹介します。ぜひ、試してみてください。

猫背にはこんなにデメリットが!?

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すっと伸びている背筋と、背中が丸まった猫背では、あきらかに前者のほうが若々しく素敵に見えますよね。でも、猫背が影響するのは見た目だけではありません。まずは、こんなものまで?と驚くような猫背のデメリットをご紹介します。

■肩こり
猫背は前傾姿勢になるため、ひどくなると「巻き込み肩」と呼ばれる肩甲骨が前に出たような状態になります。その結果、肩甲骨周辺の筋肉が引っ張られ、背中や肩がこった状態になります。

■腰痛
猫背になると上半身の重心がずれ、腰の関節に負担がかかり、腰痛を引き起こすこともあります。

■ぽっこりお腹
それほど太っていないのに、下っ腹だけがぽっこりしている人は、猫背が原因かもしれません。猫背のように背中がまるまった姿勢だと、腹筋はゆるんだ状態になりやすく、脂肪がつきやすくなります。また、猫背の人は、腰が反った状態になるので、お腹が実際より出て見えることもあるようです。

■顔のたるみや二重あご
猫背にありがちなあごを突き出す座り方は、首の後ろ側が縮まり、反対に前側が引き伸ばされた状態になります。そしてその姿勢が続くと皮膚や筋肉は緩んだ状態になってしまうのだそう。それにより、顔のたるみや二重あごにつながることもあるのだとか。

■頭痛や耳鳴り
首の周辺にはさまざまな神経が通っています。猫背になって、姿勢が乱れるとその神経が圧迫され、慢性的な頭痛や耳鳴りを引き起こす可能性があります。

■酸素不足
猫背になると、胸椎や肋骨、骨盤の位置もずれて、全身にゆがみが生じます。そのため、猫背が悪化すると、肺や心臓などの内臓が圧迫され、呼吸が浅くなります。その結果、酸素不足に陥る可能性も。脳も酸素不足になって集中力や作業効率が低下する原因にもなると言われています。

猫背かどうかを簡単にセルフチェック

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昔に比べ、スマホやPCを見るなど、自然と前かがみの姿勢でいることが長い現代人は、猫背になる可能性が高いそうです。まずは自分が猫背かどうかを次の方法で確認してみましょう。

1)壁から30cmほどの場所に背中を向けて立つ
2)そのまま背中が壁につくまでゆっくり後ろに下がる
3)その際、以下に当てはまる人は猫背の可能性が高いと言えます
・お尻よりも先に背中が壁につく
・壁と腰の間に手が入らない
・壁と頭の間が空いている

また、猫背の人は、体の左右でひじを肩と同じ高さに上げようとしても上げづらい、ブラジャーの後ろのベルトが下がり気味になる、靴のかかとの外側がすり減るなどといった特徴があるそうです。
まずは上記の方法で自分が猫背かどうかをセルフチェックしてみましょう。

猫背の原因はどこに?

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猫背の原因は、ほとんどが生活習慣にあります。以下に主な猫背の原因をピックアップしたので、どれくらい当てはまるかチェックしてみてください。

■デスクワーク
書類を読んだり、PCを操作したりする時間が長いデスクワークは、前かがみになるため、肩が内側に入った姿勢になりやすくなります。この姿勢を毎日のように続けていると、背骨や骨盤が歪んだり、腹筋や背筋が緩みやすくなったりして、猫背になる可能性が高くなるようです。

■スマホ
スマホの見過ぎもデスクワークと同じく、前かがみの姿勢でいる時間が長くなります。その結果、首が前傾して猫背を引き起こす原因となることも。

■運動不足
正しい姿勢をキープするためには、ある程度の筋肉が必要です。運動不足で、腹筋や背筋が弱っていると、猫背になる可能性があります。

■悪い座り方
腰を引き、顎を突き出したような座り方は、骨盤が「後傾」するため猫背に関係があると考えられます。また、椅子に浅く座った状態で足を前に投げ出すような座り方も注意が必要です。

自宅でできるセルフケア

猫背のデメリットや原因がわかったところで、いよいよ猫背を解消する方法です。ここでは、自宅で簡単にできるストレッチ方法と、猫背を改善する立ち方と座り方、さらには猫背を解消する寝具や寝る姿勢について解説します。

寝ながらできる猫背改善ストレッチ

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(1)うつぶせになり、両手を前にだします
(2)右の手のひらを胸のあたりまで下げます。そのまま右手で床をぐっと押して右胸、右肩を床から離すようにして押し上げます。胸が気持ちよく伸びていると感じられる姿勢で20秒ほどキープしましょう
(3)反対側も同じように行います

このストレッチは大胸筋(前胸部の広く平たい筋肉)を伸ばす効果があります。これによって、猫背や巻き肩の改善が期待できます。テレビを見ながらや、寝る前にベッドの上でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

猫背や巻き肩で凝り固まった筋肉を伸ばして、代謝アップを目指す「胸のストレッチ」 | Sheage(シェアージュ) https://sheage.jp/article/46182

オフィスでもできる骨盤ストレッチ

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(1)椅子に浅く座ります
(2)背筋を伸ばして胸を張り、骨盤を立てます
(3)2の状態から、骨盤をゆっくりと後ろに倒します
(4)背中全体を丸めて十分に骨盤を倒したら、ゆっくりと元の体勢に戻します

同じ動作を滑らかに連続して10回ほど行います。骨盤を前後に動かすことで、猫背の改善が期待できます。呼吸は胸を張った時に息を吸い、骨盤を後ろに倒す時に息を吐きます。椅子さえあればできるので、オフィスでも簡単にできそうですね。

スタイルの崩れにもつながる、猫背の改善を目指す。「骨盤体操前後」エクササイズ | Sheage(シェアージュ) https://sheage.jp/article/42840
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