無料の会員登録をすると
お気に入りができます

「米寿」って何歳かわかる?知らないと恥ずかしい長寿祝いのアレコレ

ライフスタイル

日本には、還暦や古稀など、長寿のお祝いがたくさんあります。何歳になると、何というお祝いをするのかといった基礎知識や、身近な人やお世話になった方にお祝いを贈るときに知っておきたいマナーなど、長寿祝いのあれこれをご紹介します。

長寿祝いにおすすめのプレゼント

picture

長寿祝いに品物を贈る場合は、基本的に本人が喜ぶものが一番です。日頃から欲しがっていたもの、よく使うもの、趣味の道具などは喜ばれるでしょう。相手の欲しいものが分からない場合は、以下のようなものが一般的に喜ばれるようです。

・マッサージ器などの健康グッズ
いつまでも元気でいてねという意味をこめて
・お酒や関連グッズ
アルコールをたしなむ人の場合は、普段自分で買わないような高級な日本酒やワイン、または切子のグラスなど、アルコールを飲むためのグッズが喜ばれます
・旅行券
・お花
華やかな色の花を選ぶのがポイントです
・写真立てやアルバム

お菓子などの食品も喜ばれますが、高齢になると、食が細くなって食べられないという場合も。プレゼントは、一般的な贈り物同様、相手の立場に立って選ぶことが何よりも大切です。

長寿祝いにタブーなプレゼント

picture

長寿のお祝いは健康で長生きしていることをお祝いするためのものです。そのため、以下のような贈り物は一般的にタブーとされています。

・死(4)や苦(9)をイメージさせる金額や個数など
・同じく死(シ)や苦(ク)を連想する「シクラメン」や「櫛(クシ)」
・老眼鏡や補聴器など老いを感じさせるもの
本人からリクエストがない限り、送らないほうが無難です
・履物や敷物
これも本人からリクエストがない限り「踏みつける」ものなので、タブーです
特に上司に贈る場合は、避けたほうがいいでしょう
・悲しみを連想するもの
花の場合は葬儀を連想する「菊」、首が落ちることを連想する「椿」、涙を拭くための「ハンカチ」。同じく葬儀を連想させるモノクロのアイテムもNGです。

心からのお祝いの気持ちが何よりも大切

picture

栄養環境が悪く、医療も発達していなかった昔に比べ、現代は70歳、80歳になっても元気な方がたくさんいます。元気で長生きできることは、とてもおめでたいことですから、形式にとらわれず、心からお祝いすることが何よりも大切です。宴席では料理の質や催しも大切ですが、心からの言葉をかけることを忘れずに。またプレゼントも、品物ではなく、手紙やメッセージカードだけでも十分喜んでもらえる場合も。相手のことを思いやり、心からお祝いすることが、一番のプレゼントになるのではないでしょうか

photo / Shutterstock

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ