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1日何杯飲むのがおすすめ?ルイボスティーの効果を管理栄養士が解説

ライフスタイル

ルイボスティーには、身体にうれしい作用がたくさんありますよ。カフェインが含まれないことから妊活中や妊娠中の女性に人気がありますが、便秘やむくみに悩んでいる方にもおすすめの飲み物です。ルイボスティーに含まれる成分や、そのはたらきを詳しく見ていきましょう。

ルイボスティーはこんなひとにおすすめ

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カフェインが気になる妊娠中の女性

カフェインが含まれないルイボスティーは妊娠中でも安心して飲めますよ。頻繁にお茶やコーヒーを飲む習慣がある方は、ルイボスティーに置きかえましょう。

妊娠した女性がとってよいカフェインの量の目安は、1日あたり200mgです。妊婦がカフェインをとりすぎると、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなるおそれがあります。(※9)

しかし、妊娠中や授乳中の安全性についてはまだ研究段階のようなので、飲み過ぎには注意しましょう。(※3)

ミネラル不足が気になる妊活中の女性

妊活中にはバランスのよい食事をとり、栄養をしっかりとることが大切です。ルイボスティーはミネラルの補給に役立ちますよ。

また、抗酸化作用の高い食べ物には卵子の質を上げる作用があるといわれています。ルイボスティーにはポリフェノールをはじめとした抗酸化物質が含まれるため、妊活中にぴったりです。(※10)

妊活中のパートナーをもつ男性

すっきりとした飲み心地のルイボスティーは、男性にも人気です。また、男性にうれしい作用もありますよ。

ルイボスティーの浸出液150gあたりには、亜鉛が0.4mg含まれています。亜鉛は男性ホルモンの合成を促進し、精子の運動率を上げるはたらきがあるといわれているため、妊活中のパートナーとともに飲むとよいですね。(※4,10)

注意しよう!ルイボスティーの副作用

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トイレが近くなる

ルイボスティーを飲みすぎると、トイレが近くなるおそれがあることに注意しましょう。ルイボスティーに含まれるカリウムは、とりすぎたナトリウムを身体の外に排出する作用があるためです。また、カリウムが過剰摂取となった場合も、尿として排泄されます。(※11)

はじめてルイボスティーを飲む場合は、飲みすぎないように気を付けましょう。

お腹がゆるくなる

ルイボスティーに含まれるマグネシウムは、とりすぎると下痢をひきおこすおそれがあります。通常の食事ではマグネシウムをとりすぎることはありませんが、サプリメントや薬でマグネシウムをとっている場合は気を付けましょう。(※5)

また、便秘を改善したいからといって、ルイボスティーを一度に大量に飲むことはおすすめできません。適量を心がけましょう。

ルイボスティーのおすすめ摂取量は何杯?

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1日にコップ2杯のルイボスティーを飲むことで、便秘が改善できることが明らかになっています。まずは1日2杯を目安に、ルイボスティーを飲む習慣をはじめてみることをおすすめします。(※4)

なお、ルイボスティーは茶葉や粉の状態では活性酸素を除去する作用がはたらかないといわれています。湯を注ぎ、飲み物としてとるようにしましょう。(※4)

ルイボスティーを飲んで身体の調子を整えよう

ルイボスティーの特徴は、ポリフェノールやフラボノイドなどの抗酸化物質やミネラルが豊富に含まれていることです。また、カフェインが含まれていないため、妊娠中の方をはじめとしたカフェインの影響を受けやすい方でも安心して飲めますよ。

ただし、ルイボスティーを飲みすぎるとトイレが近くなったり、おなかがゆるくなるおそれがあるため気をつけましょう。1日2杯程度を目安に、適量を飲むよう心がけてくださいね。

【参考文献】

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