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サクサク!天ぷらの揚げ方マニュアル&衣作りの小ワザ5つ

天ぷらは時間が経つとしんなりしてしまって、微妙な食感に。揚げ方をひと工夫すれば、揚げたてがサクサクになるのはもちろん、食感をキープできることをご存じですか?この記事では、素材別の最適な揚げ方、コツをご紹介します!

サクサク天ぷらの揚げ方

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揚げたてサクサクのおいしい天ぷら。自宅で作るのはちょっと自信がない方はいませんか?ポイントを覚えてコツを掴めば、おうちでもサクサクの天ぷらを失敗せずに作れますよ。時間が経ってもべちゃっとならないように作りましょう!

この記事では、上手な天ぷらの揚げ方をご紹介します。参考にして、よかったら試してみてくださいね。

失敗しない揚げ方3つのポイント

1. 衣はよく冷やす

天ぷらの衣は、よく冷やしてから揚げるようにしましょう。天ぷら衣の材料である小麦粉から「グルテン」という成分が出ると、粘り気のある衣になってしまいます。衣に使う水も、冷蔵庫で冷やしておくとベスト。

氷水を使う場合は直接でなく、氷水を入れたボウルに衣の入ったボウルを当ててあげる(ボウルを二重にして使う)と、冷蔵庫で冷やした水を使った衣と同じような衣になりますよ。

2. 少量ずつ揚げる

一度にたくさんの具材を油に入れてしまうと、油の温度が一気に下がります。そうすると衣の温度も下がり、結果的に水っぽい衣になってしまいます。油の温度を下げないように、少しずつ具材を入れるようにしましょう。

3. たっぷりの油の量で揚げる

油は量が多いほうと材料を入れたときに温度変化が少なく、温度も均一に行きわたります。少ない量の油だと温度が下がるのも早いです。一回に揚げる油の量は、鍋の1/2~1/3ほどにしましょう。

また、天ぷらは素材によって揚げる時間や温度調節の必要があります。根菜は160~170度、野菜や魚介は180度で揚げるのがベストですね。

油ハネを抑える方法

Photo by macaroni
Photo by macaroni

バチバチっと油が飛んできて、火傷しそうになったことがある方も多いでしょう。油がはねる原因は、水分です。特に魚介類についている水分はよく拭き取ってから揚げましょう。エビの尻尾には水分がたまりやすいので、先端をカットして水を逃すのも油はね対策になりますね。

食材をカットするまな板や包丁も事前によく乾かして水分のついていないものを使うとよいですよ。上で説明したように、あらかじめ揚げる素材に薄く小麦粉を振っておくのも予防になります。

サクサクの衣を作る小ワザ

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天ぷらをサクサクに揚げる、もっと簡単な方法があると便利ですが……そこで調べてみました!サクサクに揚げるコツをご紹介します。知っていて損はありません。ぜひ試してみてくださいね!

卵の代わりにマヨネーズを使う

天ぷらの衣を作る際に使う卵には、衣に風味を加え、ふんわり仕上げる役割があります。これをマヨネーズで代用することが可能です。

マヨネーズは水分が少なく油分を含んでいるため、衣の温度が上昇しやすく衣の水分の蒸発も早くなりますよ。卵1個を代用するには、大さじ1杯が目安です。

卵の代わりにマヨネーズ+焼酎

衣に焼酎を加えると、水分の蒸発が早くなります。これは、酒類は高温になると気化する性質があるため。ビールを使う方もいるようですが、味がつきにくい焼酎や日本酒のほうがおすすめです。

衣液の水に炭酸水を使う

微炭酸水(気が抜けたもの)を水の代わりに使うと、カラッと揚げることができます。炭酸水に含まれる炭酸により、サクサクの天ぷらが完成。炭酸がきついものは、油に入れたときにはねるので注意してください。

衣にベーキングパウダーを混ぜる

サクッとボリューム感を増すために、小麦粉にベーキングパウダーを混ぜるとサクフワの天ぷらに。ベーキングパウダーは、製菓材料として幅広く使われる材料なので、料理をされる方にはなじみ深い材料ですね。

油の温度と揚げ時間

天ぷらを揚げる油の温度は一般的には高温で揚げますが、具材によっては高温が適さないものもあります。それぞれの具材が、どれくらいの温度で揚げるのが適温なのかをご紹介します。

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