伊達巻の作り方をマスターすれば、甘さの調節も自由自在です。普段お使いのまるいフライパンと、巻きすを使った手軽な、伊達巻の作り方をご紹介します。オーブンや卵焼き器を使って焼くレシピと、竹串とラップできれいな形に整えるレシピも、あわせてチェックしていきましょう。
甘さひかえめでしっとり!伊達巻き(調理時間:30分)※休ませる時間は含みません
市販のものよりぐっと甘みをおさえた伊達巻きを、フライパンと巻きすで作っていきます。はんぺんの旨味と絶妙な塩加減が、お酒やごはんにとてもよく合いますよ。ふわふわしっとりとした食感で、ついついお箸が止まらなくなってしまうかも。
材料(1本分)
・卵……4個
・はんぺん……1枚(約100g)
・みりん……大さじ2杯
・酒……大さじ1杯
・砂糖……大さじ1杯
・塩……ひとつまみ
・サラダ油……適量
※直径20cm前後のフライパンで作るときに、ちょうどいい分量です。
コツ・ポイント
火力はごく弱火で、じっくり蒸し焼きにするのがポイントです。生地をひっくり返す必要がないので、失敗する心配もありません。なるべく、こびりつきにくいフライパンを使ってください。
作り方
1. フードプロセッサーに材料をすべて入れてなめらかにする
フードプロセッサーまたはミキサーに、卵とちぎったはんぺん、調味料をすべて入れます。なめらかな液状になるまで、フードプロセッサー(ミキサー)にかけましょう。
2. 薄く油をひいたフライパンに生地を流し入れる
フライパンに薄く油をひき、強火にかけます。フライパンがあたたまったら、すぐに弱火にし、生地を流し入れてください。
※フライパンがあたたまったら、火力をできる限り弱火にするのがポイントです。
3. 蓋をして15分ほど蒸し焼きにする
すぐに蓋をして、弱火のまま12分から15分じっくり蒸し焼きにします。表面が乾いて、火が通るまで蒸し焼きにしましょう。
※なかなか生地の表面まで火が通らなければ、生地を裏返して2分ほど焼きましょう。
4. 巻きすに生地をのせて巻いていく
巻きすの上に焼き上げた生地をのせ、手前からきっちり巻いていきます。巻きはじめは、しっかり生地が内側に入るようにするのがポイントです。
※巻きすに生地をのせるときは、焼き色がついた面が上でも下でもOKです。焼き色のついた面を上にすると、表面が黄色の伊達巻きになります。焼き色を下にして巻くと、表面が香ばしい茶色の伊達巻きになります。
5. 輪ゴムで巻きすを止めて冷ます
輪ゴムで巻きすの両端をしっかり止め、粗熱が取れるまで置いておきます。粗熱がとれたら、冷蔵庫でしっかり冷やしてから、切り分けましょう。
作り方いろいろ♪ 伊達巻きレシピ3選
1.【オーブン使用】伊達巻き
オーブンで作る伊達巻きは、大勢で食べるときにおすすめです。オーブンを使用する最大のメリットは、安定した温度で焦がす心配なく焼けること。卵をたっぷり8つ使い、オーブンの天板に流して焼くので、長い伊達巻きができます。