(1)毎月自由に使えるお金を把握する
金欠になってしまう人は、毎月何にいくら使っているのかを把握してない場合がほとんど。
なので、まずは給料から固定費や貯蓄したい額を引いて、自由に使える金額を出しましょう。その際、食費、交際費、光熱費、美容費など、それぞれ細かく項目分けするのがコツ。
それぞれの予算内で生活することを意識すれば、金欠ともさよならできるはず!
(2)クレジットカードやスマホ決済アプリの整理
クレジットカードやスマホ決済は、ポイント還元があるので上手に活用したいところ。ですが先ほどもお話したように、たくさんの種類を利用するとお金の管理が難しくなるというリスクが高まります。
なので、各1~2個ずつに絞って使用するのがおすすめです。
スマホ決済は、よく利用するお店で使えるものをセレクトしましょう。スマホ決済のチャージは月に一度必要な分だけを入れると決めておけば、使い過ぎてしまうこともありません。
(3)レシートチェックで無駄遣いを知る
お金の管理をするなら家計簿をつけるのがベターですが、ハードルが高いと感じる人はレシートチェックから始めてみましょう。
やり方は簡単で、レシートを見て本当に必要だったものには〇、不要だったものには×をつけるだけ。
これを続けると、コンビニのお菓子やカフェ代など、自分が無駄遣いしてしまう項目の傾向が見えてきます。客観性を持たせるため、購入から1週間後など時間を置いてからチェックするのがポイントです。
(4)固定費を見直す
家賃、通信費、保険料などの固定費は、支出の中でも割合が高い費用にあたります。効率よく節約をしたいのなら、節約効果の高い固定費を見直しましょう。
格安スマホに替える、保険を見直すなど少し手間がかかりますが、手続きさえ済ませてしまえば、月に数千円~数万円固定費が減る場合も。
手続き後は何もしなくても継続されるので、節約する努力もいらずストレスフリー。賃貸の場合、更新時に家賃の値下げ交渉をしてみるのもいいでしょう。
(5)収入の2割を自己投資にあてる
長期的な目で金欠を解決するには、資格取得や習い事、趣味や読書など「自己投資」にお金をかけるのも手です。
金額の目安は収入の2割。
お金と時間を大切にした結果、給料がアップしたり、副業で成功したり、自分の新たな才能に気がつく可能性も。
すぐに効果は出ないかもしれませんが、将来の自分が金欠で困らないよう、今からできることをはじめてみてはいかがでしょうか。
お金の“把握”と“見直し”が金欠脱却のカギ
金欠から抜け出すためには、何にいくら使ったのかなど自分のお金の状況をまず“把握”し、次に使い方を“見直す”という2ステップを踏むことが肝心。