こんなタイトルを見ると、一生ひとりで生きていくことを決める覚悟のように見えるかもしれません。
でも、このコラムでは、ひとりでいることを推すのではありませんよ。
誰といるとかいないとかに関係なく、まずは「ひとりで幸せになる」術を見につけておけば、より恋愛もうまくいく可能性が高い。
そんな話を紐解いていきたいと思うのです。
「幸せになりたい!」と強く願うのをやめて、今日、いまを「幸せだな」と捉えてみませんか?
相手がいれば幸せという誤解
彼氏ができれば幸せになれる!
結婚すれば幸せになれる!!
まぁ、世の中そんなに甘くはないものです。
彼氏がいても旦那がいても不幸な人はごまんといますし、逆に彼氏がいないアラフィフ独身で幸せオーラ全開の女性もいますよね。
これ、なぜだと思いますか?
「相手がいること=幸せ」だと思い込んでいると、彼氏ができたとき、結婚したとき、ちょっとした温度差で「あれ? なんか私が思っていた幸せと違う……」ということになりがち……。
相手が「幸せにしてくれる」と思いこんでいると多々、こういう違和感に遭遇する羽目になってしまうのです。
同じ状況も「幸福度」は変わる
たとえば喫茶店でひとり、コーヒーを飲んでいるとします。
まったく同じ状況だったとしても、その場をどう過ごすかで、大きく幸福度が変わるのですよ。
目をつむってコーヒーの説明書きを読みながら、おいしいと思うことに集中して味わうか、仕事のことを考えながら「来週あの仕事があっていやだな。そういえば上司が……」と考えて飲むか。
両者ともに、同じコーヒーを飲んでいる状況に変わりはありません。
でもその状況を、幸せに思う人と思わない人がいる。
幸福度の差は、幸せへの感度によって決まるように思うのです。
とはいえ、筆者も毎日毎日を幸せに思っているかと言われれば、これまた難しいところ。
でも「幸せを探す」意識を、持つのと持たないのでは、少し気持ちの持ち方も違ってくるはずです。
幸せを多く感じる人のメリット
幸せへの感度が高いと、ほんの小さな出来事でも幸せになれるもの。
「空がきれい幸せ」「電車が空いてて幸せ」「○○さんが笑顔で挨拶してくれて幸せ」誰かになにかをされたときにも、自然と幸せになれれば、相手への感謝もしやすくなります。
「ありがとう」と感謝されれば、大抵の人は嬉しいですよね。
まずは、「誰かになにかをしてもらいたい」と誰かに求める前に「ひとりで幸せになる」よう意識してみませんか?
「あなたの幸せ→だれかへの感謝→あなたへの好意」と変化があるケースも多いのです。