一般的なキューブ型だけでなく水筒用のスティック状や、お酒に入れたい丸氷などさまざまな形の氷を作ることができるのが「製氷皿」です。今は取り出しやすいシリコン素材のものが人気ですが、実際の使いやすさや氷の取りやすさはどうなのでしょうか? 気になる人気6商品を徹底的にテストしました!
意外にカンタン!製氷皿ならクリアな氷が作れます
写真/PIXTA
冷蔵庫の自動製氷機はお手入れが面倒で、氷も白くなってしまうのが悩みの種ですよね。空気と不純物から生まれる白い部分はできるだけなくしたいところ。
その問題を解決してくれるのがフタ付きの製氷皿です。フタ付きなら密閉されるので、自動製氷機や備え付けのものでは作れないクリアな氷を作れます。
また、洗うだけなのでお手入れも簡単で、氷だけでなく離乳食やジュース、おかずなどを小分けにして冷凍保存することもできますよ。
シリコンとプラスチック素材は2種類あります
製氷皿の素材は、主にシリコンとプラスチックの2種類になります。
▼シリコン
素材に弾力があるため、力を入れずに指で1つずつ押し出します。使いたい分だけ個別に出せるのが魅力ですが、一度に全部を出すのは難しい点も。
▼プラスチック
同じプラスチックでも硬さに差はありますが、基本的には一度に全部取り出せるような形状。しなりの良いものなら力を入れずにパッと出せるので、大量に氷を作る場合に向いています。
1つずつ取り出したいならシリコン、一度にたくさん取り出したいならプラスチックがおすすめなので、用途に合わせて選びましょう。どちらも使えるものならより便利ですね!
キューブ、スティック、小粒…作れる形はいろいろいあります
今回、おすすめ商品をご紹介しますが、製氷皿は一般的なキューブ型が中心ですが、さまざまな形の氷を作れるものもあります。いくつかピックアップしてご紹介します。
▼小粒型
エビス
こつぶ
実勢価格:120円
小粒型の細かな氷はジュースに最適!たくさんグラスに入れると見栄えもしますね。 氷が好きな子どもも食べやすいサイズです。
▼クラッシュ型
エビス
かち割りアイストレー
120円
コンビニやスーパーで売っている砕いたようなアットランダムな形の氷が自宅でも作れます。大きく溶けにくいのでお酒を冷やすのにピッタリ!
▼スティック型
エビス
スティックアイストレー
120円
今人気なのが、水筒やボトルに入れやすい棒状の氷です。狭い水筒の入れ口にもスッと入れられて、縦長なので通常のキューブ型より保冷効果も高まります。
このように、製氷皿だからこそ作れる形があるのが魅力ですね。
では、キューブ型の製氷皿の話に戻りましょう。一見容器はどれも同じように感じてしまいがちですが、使いやすい商品を選ぶためにはどんなことに注目すればよいのでしょうか?
製氷皿選びでチェックしたい4つの大事なポイント
シリコンとプラスチックの素材が主流だということはわかりましたが、実際にどんなものを選べばいいのかポイントをまとめてみました。
▼選びポイント①:素材
素材次第で大きく使い心地も変わってきます。1つずつ取り出したいならシリコン、一度にたくさん取り出したいならプラスチックがおすすめ。また、アルミ製のものなら冷凍時間を短縮することができます。
▼選びポイント②:氷の形
キューブ、小粒、スティック型など氷にも様々な形があるので、どんな氷を作りたいのかも大きなポイントになります。用途に合わせて選びましょう。キャラクターや動物などのかわいい氷が作れるものも人気です。
▼選びポイント③:取り出しやすさ
硬い氷を力を入れずポロポロ取れるかが重要!プラスチックならひねりやすく取り出しやすいもの、シリコンも指でサッと押し出せるものがベストです。
▼選びポイント④:氷の純度の高さ
不純物のない透き通った氷を作るために、フタ付きのものを選びましょう。空気に触れないことが純度の高い氷を作るカギになります。