好きだからこそ、もっと仲良くなりたい。恋をすると、そう思うのは自然なこと。
また、好きだからこそ、暴走して嫌われたくはないですよね。では、どんな方法で仲を深めるのが一番いいのでしょうか?
今回はある意味で「逆転の発想」から生まれた工夫を紹介します。ぜひお試しください!
ひとりの時間を楽しむ
仲良くなりたいからといって、ずっとふたりでいるとそれが「当たり前」になります。
人は「当たり前」にあるものに対して「愛着」がわくことはあっても、「追い求めたい」という気持ちになることはありません。
会えない時間があるからこそ、ふたりの時間が貴重になるのです。「やっと会えた」「さみしかった」そんな新鮮な気持ちを感じるのは、「会える時間」と「会えない時間」があるからこそ。
食べ歩きでもレジャーでも、彼氏と会わずにひとりで楽しめる時間を見つけてみてください。次に彼と会ったときにはうれしさが倍増しになりますよ。
複数人で遊ぶ
友だち同士やグループなど、たまには複数の人と一緒に遊んでみるのもおすすめ。
他の人と一緒にいるとすぐに気づくと思いますが、ためらいなく触れる、手をつなぐ、気を遣わずにしゃべる……というのは彼以外の人にはなかなかできないこと。
ずっと彼とだけ過ごしていると気づかないような「特別感」や「距離の近さ」を実感することでしょう。
また人目を気にするとお互いちょっぴり「よそ行き」になりますよね。
その「新鮮さ」や「自由にふるまえないもどかしさ」が、次に訪れる「ふたりの時間」をより楽しく過ごすためのエッセンスとなってくれます。
主張は「アイメッセージ」で
「アイメッセージ」とは主語を「あなた」ではなく「私」で伝えることです。
「どうして私の誕生日に残業するの?」と言うと「誕生日に残業するなんて私を大事に思っていない」と決めつけている上に、主語が「彼」なので、彼に「行動を責められている」と感じさせてしまうかも。
でも主語を「私」にして「誕生日なのに残業だったから私は寂しかった」と言うと、責めているニュアンスが無くなるので、あなたの気持ちが伝わりやすくなります。
付き合いが長くなり仲が深くなってくると、どうしても「私とあなたは同じことを考えている」「お互いの気持ちはわかりあっている」と思いこみがち。
アイメッセージを使ってお互いの気持ちを適度に切り離せるように意識してみてください。
おわりに
心の距離が近づきすぎてしまうと、「私と彼は別の人間」という当たり前のことを忘れそうになってしまいます。
他人なら許せることも、大好きな彼なら許せないなんて、悲しいですよね……。
彼とはほどよい距離をたもって、もっともっと仲の良い素敵なカップルを目指していきましょう。
(矢島 みさえ/ライター)
(愛カツ編集部)