炊き立ての白ごはんに、艶やかな甘露煮があれば、何杯でも食べられそう。本記事では、家庭の定番おかず「甘露煮」をさんまで作ります。骨までやわらかく、子どもも難なく食べられる甘露煮は、圧力鍋を使って時短調理が楽々。臭みなし!失敗なし!簡単な方法で基本の作り方をご紹介します。
圧力鍋で簡単!骨までやわらか♪ さんまの甘露煮
調理時間:60分
さんまを濃いめに甘辛く煮詰めた甘露煮は、白ごはんにぴったりのおかず。圧力鍋を使えば短時間で骨までホロホロになりますよ。一見むずかしそうに感じる甘露煮ですが、臭みが出ないように少し工夫すれば誰でも失敗なく作れます。保存も効くのでぜひ多めに作ってストックしてみましょう!
材料(3~4人分)
・生さんま……2尾
・生姜……1片
・お酒……1/2カップ
・水……1/3カップ
・酢……大さじ2杯
・みりん……大さじ3杯
・砂糖……大さじ3杯
・醤油……大さじ3杯
コツ・ポイント
さんまを煮るときに、最初に酢と多めの酒でしっかり火を通すことが魚独特の臭みを感じさせないコツです。また、お酢の効果で骨までしっかりやわらかくなりますよ。
作り方
1. さんまをカットする
サンマは頭と内臓を取り除き、冷水で水洗いします。分量外の塩を薄く全体にまぶしましょう。内臓にも忘れずにふりかけ、15分ほど置いてから出てきた水分をクッキングペーパーでふき取ります。
臭みを取り除いてから食べやすい大きさ(ここでは3cm幅)に、ぶつ切りにします。
2. さんまを生姜、酒、酢で煮る
圧力鍋に薄切りにした生姜、酒、酢を入れてぶつ切りにしたさんまを並べます。圧力鍋を使用する場合は、15分ほど加圧しましょう。普通の鍋の場合は、弱火で1時間程度コトコト煮ます。
最初に、たっぷりの酒と酢で煮ることで臭みなく骨までやわらかく煮ることができます。
3. みりん、砂糖、しょうゆを加え煮詰める
酒と酢でしっかりやわらかくなったさんまに味をつけます。みりん、砂糖、しょうゆを加え30分ほどコトコト煮詰めていきます。途中ひっくり返すと全体にまんべんなく味がゆき届くでしょう。
30分ほど煮詰めると、汁気が飛んで照りが出てきます。底に汁が少し残る程度になり、その汁もとろりと質感が変わって飴色になります。
煮詰めすぎると焦げ付きやすくなるので注意し、ほどよい汁の量になれば完成です。
【副菜】さんまの甘露煮にあうおすすめ献立5選
1. サクサク食感がやみつきに!ささがきごぼうの天ぷら
調理時間:20分
ごぼうがあれば、もうひと品簡単に副菜が作れてしまいます。ささがきにしたごぼうは、油で揚げるとサックサクに。食卓に少しボリュームが欲しいなというときは、かさも大きく、食べごたえのある天ぷらはとっても便利。野菜嫌いな子どもでもスナック感覚で食べられそうですね。