私と夫が一緒に家でご飯を食べるのは、週に3日くらい。
ここで「少なくない!?」と驚かれることもある。だけど共働きで、私はフリーランス、夫は経営者となればビジネス上の付き合いも友だちも多いし、仕事の時間は不規則。毎日同じ時間に帰って、ご飯を作って家で食べるほうが難しい。
「お家で2人で食べるご飯が至高だ! 絶対だ!」とも思ってないから、お互い家で食べるもよし、外で食べるもよし、という感じでゆるくしておきたいんですよね。
ということで、自然とこのペースに落ち着いてます。

それに、週に3日程度のお家ご飯も、気を張って作る必要はないんです。
今回は「結婚したら毎日がんばってご飯を作らなきゃいけないのかな……」と重荷を感じている人に、私が実践している“簡単ご飯”についてご紹介します。
無理しない。簡単ご飯のメリット
私のほうがご飯を作る頻度が高いのですが、私がお料理にかける時間は15分から長くて30分の簡単ご飯。あまり凝った料理や時間のかかるものを作ることはないです。
なぜなら、計画的にご飯を作るぞと思うことがないから。
ご飯を作ろうと決めるのは、夕飯時の直前。
私の仕事が終わって、帰るときに「今日は家でご飯食べたいから作ろう」と思ったときや、私が家にいて、夫から「19時に帰るよ~、家にご飯あれば食べたい!」と連絡がきたときに「(夫が)帰ってくるならご飯を作ろう」と決めます。

お互い仕事が終わる時間が毎日違うので、ご飯を食べる時間も毎日違う。
ご飯を食べる場所も自由にしているので、家でご飯を作るかどうかも毎日違う。
なので、私が自分のためにご飯を作ろうと思ったときか、夫が確実に家でご飯を食べるとわかったときにしか作らないようにしています。
逆に「今日は凝ったお料理を作って夫に食べてもらおう!」と勝手に期待して計画をするのは、ヤバいんですよね。
なぜなら、食べてもらえなかったときに不機嫌になっちゃうから。
お料理すること自体が自分の楽しみで、ストレス発散になる人は、作ることだけで楽しめるのでいいと思うのです。
でも私みたいな、お料理が“趣味”ではなく「人に食べてもらっておいしいと思ってもらえるのが嬉しいタイプ」は、作ったのに食べてもらえないときに「悲しい」とか「せっかく作ったのに」と負の感情が生まれてしまうんですよね。