欠点の少ない万能品!トップバリュ「極細フランネル」
トップバリュ
ホームコーディヒート
極細フランネル敷きパッド
実勢価格:1958円
素材・混率
表側:ポリエステル100%
裏側:ポリエステル100%
中綿/上層:ポリエステル70%、レーヨン30%
中綿/下層:ポリエステル100%
保温性:○
放湿性:◎
仕立て:○
肌触り:○
今回の「冬用敷きパッド14製品比較」で見事ベストバイに輝いたのは、トップバリュの「極細フランネル敷きパッド」。蒸れにくく、仕立てや肌触りもソツがありません。それでいて価格は2000円以下なのでかなりお手頃です。
触った瞬間からあったか!
保温率は79%で全体では7位と中くらいの数値でしたが、軽く触った瞬間から暖かさを感じました。大野さん曰く、表生地に使われている極細繊維は熱を溜め込みやすい性質を持っているそう。
蒸れにくさはトップクラス
蒸散率は75.6%で全体の2位。トップバリュとテイジンは、放湿性のテストでほかの製品より格段によい数値を叩き出しました。汗をかいても早く吸い込み、かつ早く乾きます。
仕立ても肌触りもよくて引っ掛かりなし
表地は毛玉になりにくい素材で、、チクチクすることがありません。裏地はシンプルなデザインで、マットレスへの引っかかりが少ない印象でした。適度なクッション性や、四隅のゴムが丈夫な作りで伸びにくい点も高評価となりました。
極細繊維なので肌あたりがやわらかく、体が動いても引っかかりが少ない感じです。寝返りをうっても違和感がありません。
厚みのある生地で敷布団のよう。ベッドのマットレスが固いときなど、この敷きパッドを使うと役立ちます。縫い目は十字がたくさんついていて、凹凸が少なくほぼ平らなので、身体に引っ掛かりにくくて寝やすいです。
毛足は短めですが、肌触りの検証では8位とまずまずの位置に。実際の感触はサラサラ気味で、力を入れなくても滑りやすいです。
厚みがってクッション性が高い無印良品の「あたたかファイバー」
無印良品
あたたかファイバー敷パッド
実勢価格:4990円
素材・混率
表側:ポリエステル100%
裏側:ポリエステル80%、綿20%
中綿:ポリエステル100%
保温性:◎
放湿性:○
仕立て:○
肌触り:○
無印良品の「あたたかファイバー敷パッド」。作りはニトリと似ていますが、中綿に工夫がなく、四隅のゴムの強度が弱い点が気になりました。しかし厚みとクション性があるので、敷布団をボリュームアップさせたい方にはおすすめです。
【保温率:84%】
保温率84%で、全製品中2位とかなり高いです。暖かさ重視の人にはおすすめできます。
【蒸散率:53.8%】
蒸散率は8位。 中綿はポリエステル100 %で、特に放湿性に気を使った素材というわけではないようです。
保温性高めで高級感もあるセブン「Wであったか敷きパッド」
セブンプレミアムライフスタイル
ウォームスタイル×東京西川
Wであったか敷パッド
実勢価格:2200円
素材・混率
表側:ポリエステル100%
裏側:ポリエステル100%
地糸:ポリエステル55%、レーヨン45%
中綿:ポリエステル100%
保温性:○
放湿性:△
仕立て:○
肌触り:○
店舗購入部門の3位はセブンプレミアムライフスタイルの「ウォームスタイル×東京西川Wであったか敷パッド」。名前の通り東京西川とのコラボ商品で、 見た目は高級感があります。リーズナブルですが保温性はそこそこあり、肌触りも悪くありません。
【保温率:79.0%】
吸湿発熱生地が肌面に使用されていて、保温率は79.0%で平均よりやや上の数値となりました。
【蒸散率:45.3%】
地糸にはレーヨンを45%使用していますが、中綿はポリエステル100%。蒸散率は45.3%で放湿性はやや低評価となってしまいました。
表面試験機では5位となかなかの数値でした。糸の長さも平均的で、実際に触ってみると毛布のようなフワフワ感がありました。
しかし、毛並みが揃う方向が場所によって異なります。また、縫い目は少ないものの、人によっては“引っ掛かり”と感じるかもしれません。