疲れが取れず、寝起きがツラい!それはもしかしたら、ほんの少しの睡眠不足が、借金のように蓄積されていく「睡眠負債」かも。「夜はリラックスできる動きで、副交感神経を優位にすると深い眠りを得られます。」と語るのは明治薬科大学准教授の駒田陽子先生。就寝の1時間~1時間半前にリラックスヨガを行い、体をお休みモードに切り替えましょう。今回は「疲れを癒す」ポーズをご紹介します。
脱力してリラックス。夜のリラックスヨガポーズ
股関節を開き、全身の力を抜くリラックスポーズで副交感神経をUP。体はもちろん、心も穏やかになり、眠りを妨げる不安感を取り除くことができます。
スプタバッダコナーサナ
両手両脚を気持ちよく開いて、心と体の緊張を解く
やり方
仰向けになり、両膝を立て、外側に開く。左右の足裏を合わせ、かかとをお尻の近くに引き寄せる。膝は浮いてもOK。両手をバンザイし、肘が床につくところまで開いてリラックス。30秒キープ。
心も解放/photo by Sayaka Ono
教えてくれたのは…駒田陽子先生
明治薬科大学リベラルアーツ准教授。日本睡眠学会、日本時間生物学会の評議員。現代人に目覚めの重要性を啓発する「目覚め方改革プロジェクト」の設立メンバーとして睡眠の問題や改善法なども伝えている。著書に『眠気の科学』(朝倉書店)など。
ヨガ監修・モデル…相楽のりこ先生
ヨガインストラクター。幼少期から器械体操の選手として活躍。その後、タレント、女優として活動する中でヨガと出会う。ストレッチ要素を取り入れたヨガ+ストレッチを提案。TODAY SAGARA YOGA STUDIO主宰。