macaroniの公認コミュニティー「マカロニメイト」が、オリジナルレシピやライフスタイルを紹介する記事を毎日お届け。今日は、料理ブログ「ちょりまめ日和」も大人気のちょりママさんが、彩りが良くて栄養満点なブロッコリーを使った簡単レシピを教えてくれるそうですよ〜!
彩りに欠かせない定番野菜「ブロッコリー」
お皿のうえやお弁当箱を手軽に彩ってくれるブロッコリー。国産品も通年出回っている食卓の定番野菜です。
苦味やクセがなくて、子どもが好き嫌いすることも少ない、緑野菜の中でも使いやすい食材。シンプルな塩ゆではもちろん炒めてもおいしく、冷凍保存もレンジ調理も可能!さらには食べ応え満点で栄養価も高い、調理のバリエーションを広げていきたい野菜のひとつです。
今回は、そんな「ブロッコリー」の魅力に迫ります!
簡単レシピは「ブロッコリー」をレンジでチン!であっという間に完成!お弁当に、おうちごはんのあともう一品に、おすすめの料理の作り方をお届けします。
「ブロッコリー」の魅力
ブロッコリーって?
原産地は地中海沿岸とされ、イタリア語の「萌芽:ほうが(芽がもえ出ること)/brocco」からきたといわれています。収穫した後から次々に腋芽:えきが(葉のつけねのところに生える芽)が伸びることから、発芽する意味のスプラウティングブロッコリーとも言われています。
野菜のキャベツをイタリアン人が栽培して広めた野菜とも言われ、日本には昭和40年代から急速に人気と集め、近年では原形であるカリフラワーよりも人気野菜の一つです。
ブロッコリーの旬と栄養
通年出回っていますが、旬は11~3月。花野菜であるブロッコリーは「花蕾:からい」と言われるつぼみの部分と茎を食します。茎の部分は糖分が多く甘いので、芯まで余すことなくいただきましょう。
ビタミンCの含有率は野菜の中でトップクラス。βカロテンも豊富で、ビタミンA、ビタミンCはキャベツの約4倍です。美容にいいといわれる成分を多く含んでいるほか、葉酸や食物繊維もたっぷりなので、疲れやすい、お腹をすっきりさせたいときなどには積極的に摂りたいですね。
さらに免疫力の向上に役立つ野菜としても注目されています。カルシウムの吸収を助けるといわれるビタミンKも含まれていて、乳製品、海藻類との組み合わせもおすすめ。幅広い栄養素が摂取できるパフォーマンスの良い野菜です。
ブロッコリーの選び方
花蕾の部分に色むらがなく盛り上がっていて、つぼみが小さく詰まっているものが鮮度がよいものです。
切り口は穴やスが入っていないものがおすすめです。
時間とともに鮮度も甘みも低下するので、早めに食べきるようにしましょう。
ブロッコリーの切り方
花蕾と芯の部分を切り分けてから、各々を切っていきましょう。
花蕾の部分は枝分かれしている部分に包丁を入れて落とし、小房に分けます。
加熱時にムラができないように、できるだけ同じ大きさの房に分けるとよいでしょう。
芯の部分はまわりの硬い部分を包丁で切り落とし、お好みの大きさに切ります。
細切りにして炒めたり、小房に分けた部分と同じくらいの大きさにしてゆでたり、調理に見合った切り方で芯もおいしくいただきましょう。
ブロッコリーの保存
生の保存はポリ袋に入れて冷蔵庫へ。早めに使い切りましょう。おすすめの保存方法は、塩ゆでしてから密閉袋に入れて冷凍です。
塩ゆでするときはしっかりめの塩でゆで、ざるに広げて冷まします。
ビタミンCの流出を防ぐため、ゆで時間は少なめにしましょう。冷ましている時間も火が通るので硬めにゆでるのがポイントです。