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ストレスの種類ごとに効く5つの解消法

ライフスタイル

日ごろのストレスに悩まされていませんか? ストレスの原因がさまざまなら、解決法もさまざま。今回はそんなストレス発散法を心理カウンセラーの浅野寿和さんに教えてもらいます。

「最近ストレスがたまっているかも」という自覚があっても、ストレスを感じる理由や対処方法がよくわからないと思われている方も多いのではないでしょうか。

今回は心理的な側面を中心に、ストレスの種類や対処法をお伝えします。

ストレスとは?

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ストレスを感じているときとは、何かしらの刺激に対し、体や心が「どうにか対処しなければ」という状態になっています。この状態が続けば、いわゆる「ストレスが溜まる」状態になるといえます。

なお、ストレスは大きく2つに分けられ、「頑張ることで感じるストレス」と「我慢することで感じるストレス」が存在します。

「頑張ることで感じるストレス」は、肉体的、心理的に興奮状態になることで感じるストレスです。例えば、仕事上のノルマなど目標達成のための努力しているときや、資格のための勉強などを行うときに感じるでしょう。

一方、「我慢することで感じるストレス」は、何かしら我慢することでストレスをため込み、気分的な落ち込みや不安を強めてしまうストレスです。例えば、気を使う人付き合い、相手に合わせてばかりの恋愛、満員電車での通勤などで感じます。

あなたはどれ? ストレスの種類をチェック

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ストレスの原因を「ストレッサー」と呼びます。

ストレッサーにはさまざまなものがあり、生物学的・物理的なもの(騒音・気温など)、身体的なもの(発熱・疲労感など)、心理的なもの(悲しみ・怒りなど)など多数挙げられます。

今回そんなストレッサーのなかでも、「心理的なもの」を中心にいくつかご紹介します。

1.不安や怖れによるもの

責任重大なプレゼンなどで緊張や焦りが生まれ、「失敗」を恐れたときに感じるストレスです。

2.失うことによるもの

失恋、離婚、失職など、「失うこと」に直面した場合に感じる悲しみ、それに伴うストレスです。

3.不自由さによるもの

いわゆる「義務感」を伴う行動や、「やらされている感」を抱いているなど、「我慢」によって感じるストレスです。

4.承認欲求からくるもの

人間関係がうまくいかなかったり、「人から認められたいという欲求」が満たされなかったりすることで感じるストレスです。

5.自分の理想と現実との乖離によるもの

「こうありたい」という理想の自分と、現実の自分のギャップが埋まらず、自分を責めることで生じるストレスです。

上記5つのストレッサーは、複合して影響し合う場合が多いです。

例えば失恋してつらい思いを抱えている場合、「彼を失う悲しみ」(以上でいう2)と、もっと優しくしておけばよかったという「理想の自分ではなかった」(以上でいう5)の2つから、自責の念にかられストレスを感じることもあるでしょう。

効果的なストレス発散法

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では、ストレスを解消するにはどうすればいいのか。 5つのストレッサーごとに対処法を紹介します。

1.不安や怖れによるストレスなら

不安や怖れによって緊張した心を緩和するためには、リラックスできる時間を増やしましょう。

例えば、寝る前にアロマを使用する、好きな作家の本を読む、エステに行くなど自分に合った対処法を見つけましょう。

仕事なら、抱え込んでいる業務の量を調整していきましょう。ときには誰かに手伝ってもらうなど、周りの力を借りることも大切です。

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