1年中見かける玉ねぎですが、新玉ねぎは今しか食べられない春の味覚。普通の玉ねぎとはどう違うの?美味しい食べ方は?そんな皆さんの疑問に、管理栄養士がお答えしちゃいます!
1年中見かける玉ねぎですが、新玉ねぎは今しか食べられない春の味覚。普通の玉ねぎとはどう違うの?美味しい食べ方は?そんな皆さんの疑問に、管理栄養士がお答えしちゃいます!
玉ねぎについて,もっと知りたい!
玉ねぎってどんな野菜?
玉ねぎはネギの仲間で、主に鱗茎(りんけい)と呼ばれる球根部分を食用にします。生食や煮込み料理、炒め物など、様々な料理に使われており、私たちの食卓に欠かせない野菜の一つです。
玉ねぎを切った際に涙が出るのは、硫化アリルという成分が目の粘膜を刺激することによるもの。硫化アリルの一種であるアリシンは、体内でビタミンB1の吸収を助けてくれる働きをしています。また、血液をサラサラにする効果も注目されている成分です。
玉ねぎと新玉ねぎの違いって?
一般的によく見かける皮が茶色い玉ねぎは、収穫後に乾燥させて、保存性を高めて出荷されたものです。
一方、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷するため、春の今の時期しか食べることができません。乾燥した玉ねぎよりも日持ちしないため、買ってきたらなるべく早めに使い切るようにしましょう。
おすすめ調理法にも違いが!
普通の玉ねぎは生のままだと辛味が強いため、加熱して甘みを引き出して味わうのが一般的。一方、みずみずしくてやわらかく、甘みの強い新玉ねぎは、生のまま食べるのがおすすめ!もちろん、加熱しても美味しく楽しめますよ。
生で食べるときには、繊維に直角に包丁を入れて繊維を断ち切るようにカットすると、より甘みが増して美味しく楽しむことができます。加熱するときには繊維に沿ってカットすることでしっかりと歯ごたえを残すことができますよ。
新玉ねぎを存分に味わう!管理栄養士のおすすめレシピ
新玉ねぎとタコのさっぱりマリネ
みずみずしい新玉ねぎを生のまま楽しむサッパリとしたマリネ。真っ白な新玉ねぎにパプリカの黄色、そしてタコの赤色が映える、見た目も華やかな一品です。
新玉ねぎと豆苗のかか酢和え
こちらも生の新玉ねぎを使った和え物。かつおぶしで和えることで和風に仕上がる一品です。あっという間に完成するのも嬉しいポイント!
新玉ねぎのボリュームスープ煮
最後は新玉ねぎを丸ごと使ったボリューム満点のスープのレシピ。うまみたっぷりのスープに玉ねぎの甘みが良く合う、食べ応え抜群のごちそうスープです。
まとめ
新玉ねぎで季節感たっぷりの食卓に!
いかがでしたか?今の時期しか食べられない美味しい新玉ねぎ、ぜひいろいろな楽しみ方で味わってみてくださいね。