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突然やる気がなくなる「燃え尽き症候群」の特徴

ライフスタイル

燃え尽き症候群とは、高い意欲を持っていた人が、あるとき燃え尽きたように無気力状態となってしまうこと。このように燃え尽き(=バーンアウト)を起こしやすい人にはいくつかの共通点があります。今回は、心理カウンセラーの高見綾さんが特徴と対処法を解説します。

(3)完璧主義

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できるだけ良い成果を出そうとする考え方はいいのですが、常に100点でなければいけないと思っているような人です。

彼らも、至らない点があったとき、自分を責めて追い詰めてしまうタイプ。結果的に、自分で自分を燃え尽きさせてしまうのです。

(4)何でも一人で抱え込む

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困ったときに助けを求めることが苦手な人は、何事も自分一人で抱え込みがちです。

「これくらいまだ大丈夫」と思っているうちに、限界までいってしまうことも少なくありません。責任感が強い人は要注意です。

(5)理想と現実のギャップに弱い

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「こうしたい」「こうであるべき」という理想が高い人は、現実とのギャップを埋めるために頑張りますが、なかなか状況が変わらないことも多いものです。

すると、無力感を抱いて次第に心が疲れていきます。

燃え尽きを感じたときの対処法とは?

やりきったことによる意欲の低下や、自分を追い込んでしまったがゆえの疲弊とは、どのように向き合うのが正解なのでしょうか。

最後に、燃え尽き症候群を感じたときの対処法をいくつか紹介していきます。

(1)周りの人からサポートを受ける

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一人で抱え込んでいると、どんどん心が疲れて状況が悪化していきます。

勇気がいるかもしれませんが、思い切って周りの人を頼ってみましょう。職場の人や友人、家族などに自分の状況を話し、助けを求めるべきです。

みんなに迷惑をかけたくないと思うかもしれませんが、周りの人は困っているあなたを助けたいと思っていますし、頼られて悪い気はしないもの。自分を追い込んでしまいそうなときは、第三者の客観的なアドバイスや働きかけに頼りましょう。

(2)何を我慢していたのか考えてみる

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燃え尽きを感じているということは、今まで何かを我慢して頑張ってきたということ。

自分が何を我慢してきたのか、どんな苦しい感情を持っていたのかに気付くことが大切です。

一度気付くと、もう我慢できなくなってしまう怖さを感じることもあると思います。ですが、そんな時こそ他人を頼っていいのです。第三者が、より広い視野や考え方を教えてくれることもあるでしょう。

(3)頑張ってきた自分を認める

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こんな状態になって情けないと思うかもしれませんが、限界まで頑張ってきたからこそ燃え尽きは起きます。

それだけ頑張ることができた自分を「すごいね」「よく頑張ったね」と褒めてあげてください。自分を認めてあげることは、心の回復に良い影響をもたらします。

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