毎月黒字を目指そう！「固定費の減らし方」特集

貯蓄を増やしたい、節約したいと思った時に着目しがちなのが、食費や日用品などの「変動費」と呼ばれるもの。確かにやりくり次第で節約にはなりますが、長く続ける必要があるため途中で挫折してしまうことも。

そこで注目したいのは固定費。光熱費や通信費、保険料などに代表される毎月決まった金額の支払いがある項目です。毎月の固定費が減れば、自然に貯蓄ができるようになります。

そんな固定費に注目して、もう一度出費を見直してみましょう。

電力自由化により、使用する電気会社を選べるようになりました（一部の場合を除く）。実は、スイッチをこまめに切るよりも電力会社を変える方が、固定費がずっと安く済むことも。

まずは先月の電気の請求書（領収書）を手元に置いて、電気料金比較サイトで比べてみましょう。また、ガス会社も同じように比較できるので、あわせて確認しておきましょう。

「手続きが面倒だから」と契約会社の切り替えに躊躇する必要はありません。新しい会社に契約をしたら、それで手続き完了です。基本的に、解約手続きや切り替え作業は新しい契約先の会社が行ってくれるので、面倒な手続きは必要ありません。

3大キャリアと契約しているなら、格安SIMに切り替えてみるのも節約になります。でも、格安SIMに切り替えるといくつかデメリットに感じることがあるかも…。その決め手はサポートの充実を重視するかどうか。

たとえば初期設定は自分でしないといけない、サポート窓口や支払い方法が限られていることなど、3大キャリアに慣れていると不便に感じることがあります。この他にもデメリットに感じることもあるので、まずはしっかりと違いを確認してから切り替えましょう。

家ではほとんどネットを使わないという方は、この機会に見直してみるのもおすすめです。たとえば家で少しネットを使う程度という場合は、固定回線ではなく、モバイルWi-Fiルーターで十分かもしれません。

さらに家ではほぼネット等の通信を行わないなら、スマホのテザリングオプションだけで済む場合も。まずは家での通信時間や必要な通信速度、安定性を検討してみましょう。

結婚や出産など、ライフステージが変わる時が保険の見直しの時期といわれています。今加入している保険の中に重複しているものはありませんか。

たとえば、死亡保険にがん保障などのオプションをつけていないか見直してみましょう。もし別にがん保険にも加入している場合は、内容が重複している可能性があります。そのためどちらかを解約すれば、月々の支払い額が減る可能性も考えられます。