(2)仕事のモチベーションが持続しやすい
好きの威力により、モチベーションが持続しやすい側面があります。
「つまらないことをやる」「嫌いなことをやる」よりも、「好きなことをやる」方が集中力が出るのは宇宙のことわりです。
(3)仕事にまつわる努力が苦にならない
仕事で成果を出すために勉強は必要です。
仕事自体が楽しくないと、それにまつわる勉強も苦痛になりがちです。しかし、好きだと努力が努力と感じられないため、それすら楽しく実施できます。
デメリット
(1)生活が仕事一色になる
好きで好きでしょうがないと、ついつい寝食を忘れ、使える時間を全て「好き」に注ぎ込んでしまいがちです。
それすら楽しい面ではありますが、「楽しい」からこそ危険なこともあります。
(2)限度を超えて仕事をし、心身を壊す確率が上がる
無理をしていないつもりで無理をしていた……なんてことが起こりやすいのが「好きな仕事に没頭している」時です。
体力やメンタルには限界があり、たとえ楽しいことでもやり過ぎれば体も心も壊れてしまいます。
(3)「好き」が「得意」じゃなかった場合につらい
「好きだけど得意ではない」ということはよくあります。「好きだけど片思い」のようなものです。
そのため、大好きな仕事に就いたものの、適正がなく成果が出せずにつらくなります。
今の仕事を楽しむためのコツ
「楽しい仕事」であれば万事OK! とならないことは、前述のメリット・デメリット比較で伝わったかと思います。
しかし、同じことをするならば楽しい方がいいのは事実です。今の仕事を楽しむためのポイントはどこにあるのでしょうか。
(1)自分なりの達成ポイントを作る
小さな目標を作り、それを達成していきましょう。モチベーションが上がります。
また、評価という基準だけでなく、「自分がどうなりたいか」に関連して改善を積み重ねると、できることも広がります。
(2)業務に関連する勉強をする
業務時間中に、業務に関連した勉強をする時間を作ります。
関連はあるものの「仕事」とは違う作業を入れることで気分転換になり、かつ知識も付くので楽しい部分を見つけやすくなります。