(1)何でも「常識的かどうか」を基準に考える
常識人と呼ばれる人の最も大きな特徴は「この行動・言動は常識的に見てどうか」をいつも考え、自分の言動を決めていることです。
「自分がどうしたいか」よりも「常識的かどうか」を重視する傾向にあり、誰に対しても「気持ち」より「一般論」を重視します。
また、常識へのこだわりが強い分「~すべき」という考え方をしがちなことも、常識人の特徴です。
(2)常識のある人としか付き合わない
常識人と呼ばれる人は、基本的に常識のある人としか付き合いません。
常識のある人としか付き合わないのも、やはり常識的かどうかを基準に考えるからこその行動といえます。というのも、常識人は常識のある人とは価値観が合いますが、常識のない人とは価値観が合わないからです。
軽蔑にも値するほど受け入れがたい存在。これが常識人から見た、非常識な人の印象です。
たとえ上辺だけの付き合いだとしても、できれば関わりたくないと考える常識人は少なくないでしょう。
(3)自分に自信がある
自分に自信があることも、常識人の特徴です。
常識人が自信を持てるのは、自分の信念を貫いているからだと考えられます。常識人は常識ある行動を取ることこそが人としての正しい行為だと信じ、その姿勢を貫いているのです。
常識のある人が非常識な人にイライラする理由
このように常識ある行動を心がける人は、非常識な行動を取る人にイライラしやすいもの。
なぜなら、常識人は「常識ある行動を取るのが当たり前」と思っているからです。
イライラの最も大きな原因は「期待を裏切られること」
実は自分が「できて当然」や「するのが当たり前」と思うことは、他の人も「できて当然」や「するのが当たり前」と思いやすいのです。この状態は、ある意味“他人に期待している”ともいえます。
期待を裏切られるということは、物事が自分の思い通りに進まないのと同じこと。そのため期待値が高ければ高いほど、期待を裏切られることにイライラします。
「嫉妬心」が隠れている可能性もある
また、非常識な人を見て「うらやましい」と思うことによりイライラが発生しているケースもあります。
これは、いわゆる「嫉妬心」です。
常識ある行動を心がける人も、心の底では「もっと思うままに行動したい」と考えている可能性があります。そういった欲望を自分でも気付かないうちに押し殺していると、非常識な人を見てイライラしやすいのです。
常識を押し付け過ぎる人も嫌われやすい事実
非常識な人が常識のある人からイライラされるのと同じように、常識を押し付け過ぎる人も周りの人からイライラされてしまいます。