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[白髪染め]30回洗ってもダントツ長持ち! NO.1ヘアカラーはコレでした

ヘアスタイル

老けて見える髪悩みの代表が「白髪」。毎回サロンで染めるとお金がかかるので、自宅でセルフケアしたいですよね。市販の「白髪染め(ヘアカラー)」はたくさんありますが、どれが一番キレイに染まって長持ちするのでしょうか?人気の23製品の中から「全体染めタイプ」と「部分染めタイプ」に分けて検証。おすすめ順にランキングを発表します!

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※情報は『LDK』2019年3月号、『LDK』2020年2月号掲載時のものです。一部価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

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見た目年齢を大きく左右する「白髪」の対処に困っている人、たくさんいると思います。また、白髪染めの正解がイマイチよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は毛髪のプロに聞いた「白髪染めの選び方」を教えてもらいました。そして、「買って損をしない白髪染め」を見つけるべく、市販メーカーの人気製品を集めて比較テストを行いました!

▼男性用白髪染め(トリートメント)が気になる方はこちら!

白髪は見た目の印象を大きく左右するので、できることならキレイに染めて隠したいもの。でも「何となく」で白髪染めを選んでしまうと、キレイに染まらず逆に目立ってしまうことも。それでは、時間もお金もムダになってしまいますよね。

そんな失敗を繰り返さないよう、ここでは、毛髪のプロに聞いた白髪と白髪染めの基礎知識をご紹介したいと思います!

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髪の毛にはメラノサイトという細胞があり、メラニン色素を作り出しています。髪にその色素が埋め込まれることで黒くなるのですが、何らかの要因でメラノサイトの機能が低下すると、メラニン色素の生成量が減って白髪になってしまいます。

メラニン色素を作る原料はアミノ酸の「チロシン」です。チロシンの元となるミネラル(銅)が不足すると白髪になりやすくなります。ちなみに、生活習慣を整え、メラノサイトや毛母細胞を活性化させるケアをすれば、根元のほうから徐々に黒くなる場合もあるそうです。

【白髪の主な要因】と言われているものは以下の通りです。

・ストレスによる毛母細胞の血流低下
・遺伝や加齢
・紫外線によるダメージ
・栄養不足・栄養の偏り
・血行不良
・睡眠不足や不規則な生活
・病気や薬の副作用

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白髪染めは大きく分けると、キューティクルの中に色を入れて染色するヘアカラータイプ、表面に色をコーティングするヘアマニキュアタイプ、シャンプーで落とせる色が定着しないタイプの部分染め、使ううちに徐々に色が定着するタイプの部分染めの4つに分けられます。

ヘアカラータイプには、クリームタイプや泡タイプなどがあります。

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なお、白髪染めの使い分けですが、白髪の割合が10%~30%程度なら、髪色全体を明るくしてぼかしたり、部分染めで隠すのがオススメ。30%以上なら全体染め、50%以上なら全体染めと部分染めの併用がベストです。

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一般的な白髪染めは「1剤」と「2剤」を混ぜるタイプがほとんどです。

1剤にはキューティクルを開く(表面を剥がす)アルカリ剤と、キューティクルの隙間へ入り込む酸化染料が含まれています。そして、2剤には1剤と化学反応を起こして発色する酸化剤が含まれています。1剤と2剤を混ぜることでキューティクルの中に色が入り込み、染色されるという訳です。

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セルフだとうまく染められない場合があります。かといって、白髪が気になる度にサロンに行くのはチョット面倒ですよね。

【セルフカラーのメリット】
・比較的料金が安い
・気軽に始められる
・必要最小限の時間で染められる

【セルフカラーのデメリット】
・塗りムラができやすい
・お風呂場や洗面所での作業が大変
・ヘアケアが十分にできない

【ヘアサロンのメリット】
・ムラなくキレイに仕上がる
・一緒にカットやパーマもできる
・髪の毛が傷みにくい薬剤を使用

【ヘアサロンのデメリット】
・セルフより料金が高い
・予約をしたり、足を運ぶのが面倒
・待ち時間などが長い

上記の通りセルフで染めるにしろ、美容院で美容師に染めてもらうにしろ、メリットとデメリットがあります。

ここでおすすめなのが、美容室でしっかりと染めてもらったあと、セルフでその状態をキープするという方法です。これならお金と時間が、ある程度節約できます。

なお、白髪の割合、髪の長さ、髪質などによって異なるので一概には言えませんが、白髪染めは頭皮や髪に少なからずダメージを与えるので、2ヵ月に1回くらいのペースで染めるのが無難です。

白髪と白髪染めの基礎知識をおさえたところで、おすすめランキングの発表に移りたいと思います。

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今回は、キレイに染まりやすいヘアカラークリームタイプ10製品、手軽に使えるヘアカラー泡タイプ3製品、使い勝手のいい洗髪で色が落ちる部分染めタイプ6製品、徐々に染まる部分染めタイプ4製品の計23製品を用意してそれぞれ比較テストを実施。各タイプごとのおすすめ順ランキングを作成しました。

▼ヘアカラークリームタイプ[10製品]
・HFCプレステージジャパン「ウエラトーン2+1」
・花王「ブローネ 香りと艶カラー クリーム」
・カネボウ「リサージ ヴォーニュ トリートメントヘアカラー」
・カネボウ「エビータ きれい華やぐ艶色ヘアカラー」
・ホーユー「ビゲン 香りのヘアカラークリーム」
・ホーユー「シエロ ヘアカラーEX クリーム」
・サイオス 「ヘアカラークリーム」
・ヘンケルジャパン「パオン エッセンスリッチ」
・ダリヤ「サロンドプロ 無香料ヘアカラー早染めクリーム 白髪用」
・ロレアル パリ「エクセランス クリームタイプ」

▼ヘアカラー泡タイプ[3製品]
・ホーユー「シエロ ムースカラー」
・ダリヤ「サロン ド プロ 泡のヘアカラー・エクストラリッチ」
・花王「ブローネ 泡カラー」

▼洗髪で色が落ちる部分染めタイプ[5製品+1製品]
・HFCプレステージジャパン「ウエラトーン リタッチコンシーラー」
・柳屋本店「ジョスラン ヘアカバーファンデーション」
・花王「ブローネ ヘアマスカラ」
・ハイリッチ「トミーリッチ 黒髪カラースティック」
・ホーユー「シエロ コーミングカバー」
番外編
・ダリヤ「サロンドプロ カラーオンスプレー」

▼徐々に染まる部分染めタイプ[4製品]
・ダリヤ「サロンドプロ カラーオンリタッチ」
・トプラン「白髪かくし ダークブラウン」
・ヘンケルジャパン「パオン クイックリタッチ」
・ロート製薬「50の恵 お出かけ前の白髪かくし」

では、タイプ別にランキングを発表します。

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『LDK』編集部が過去に行った白髪染めの検証で評価の高かったクリームタイプの白髪染めを10製品ピックアップして、改めてテストを実施。白髪が50%混ざった毛束を染めて「ツヤ」「まとまり」「色持ち」「手ざわり」の4項目をチェックしました。

なお、過去のテスト(2019年)では10回洗髪して色持ちをチェックしていますが、白髪染め(全体染め)を使用する目安は2ヵ月に1回程度なので、今回(2020年)は洗髪回数を30回に増やして比較しています。

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いくら白髪がキレイに染まっても、ツヤのない髪の毛は美しくないですよね。検証では染め上がりの乾いた毛束のツヤ感を目視でチェックしました。

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市販の毛染めはサロン仕様のものと比べると、ヘアケア成分がイマイチだったりします。そのため、製品によってはゴワつきが気になる場合も。そこで検証では「まとまり感」を重視して、染め上がりの乾いた髪を総合的にチェックしました。

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見た目だけでなく、手ざわりのよさも比較。染め上がりの乾いた毛束を実際に手でさわって、滑らかさやゴワつきの有無を確かめました。

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せっかく染めても、すぐに色落ちするようでは困りますよね。そこで染めた毛束を30回洗って、色落ち具合を専用機器で計測しました。

ではランキングの発表です!

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HFCプレステージジャパン
ウエラトーン2+1
クリームタイプ 5G
実勢価格:1423円

▼テスト結果

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