(3)笑いのツボが同じ
一般的には、こちらの意味で使われることも多いです。
ズバリ「笑いのツボ」ですね。王道の笑いもあれば、ブラックも、シュールもあります。
他にも「どの漫才師が好き?」という話題もあれば、日常のささいな瞬間に同時に笑うことでも気付けるでしょう。
コミュニケーションとは、そもそもポジティブなものです。少なくとも、お互いがポジティブな状態を目指すものでしょう。
そこでは笑いが大事になるのですね。ゆえに「何で笑うか・どこで笑うか」というポイントが似ていれば、「フィーリングが合う」と言われやすいのです。
(4)ノリが似ている
ノリもあります。
これもふわっとした単語ですよね。ここでは「言葉や動作のテンポ、リズム、反応のバリエーション」くらいの意味合いです。まあ、そんな難しいこといわなくても、貴女もご存じのノリです、あのノリ。
これ自体、極めて曖昧な言葉ですよね。とはいえ、フィーリングに大きく影響することは間違いありません。
フィーリングは「感覚」ですが、ノリは「動き」です。
前者は見えませんが、後者は見えます。ここがポイントです。
フィーリングというものが見えないからこそ、動きに注目して、似ていれば「じゃあ感覚まで合うのだろう」と推測するわけですね。
(5)善悪の基準が同じ
何が良くて、何が悪いか、という基準です。
この世には法律以外にも「何となくダメなんじゃない……?」ということがあったりしますよね。歩きスマホとか、他人を無視するとか、店員さんに怒鳴るとか、マスクを買い占めるとか、サラダバーでコーンをめっちゃ取るとか、そういう感じです。
それを「良しとするか、ダメとするか」の基準も大きく影響するわけです。言ってしまえば「善悪の基準」でしょう。
恋愛でも、友人でも、その他でも。人間関係を長続きさせるには、この一致が最低条件かもしれません。でないと、いつかつらくなってしまいますから。
「フィーリングが合う人が好き」の意味とは
「フィーリングが合う人が好き」。そんなふうに言われたことはないですか?
一体この発言にはどんな意味があるのか気になりますよね。ひもといてみたいと思います。