(7)本やアートに触れる
いろんなものに触れましょう。
中でも感覚に訴えかけるものがおすすめです。本やアート、神社仏閣を巡るのだって面白いことですし、感じるものがきっとあるはずです。その時も人間相手のように、ぐっと観察するつもりでいきましょう。
いわば、周りのセンスを取り込む作業ですよ。
(8)他人と、とことん会話する
究極、これかもしれません。
私たちが感覚を磨くには、他人と何度も会話をすることが重要です。浅い会話ではいけません。いわゆる深い話をしましょう。
人生観や恋愛観、懐かしいこと、最近悲しかったこと──その中で、いろんなことを感じましょう。それが貴女の感覚を磨いてくれます。
聡い人=他人のことが好きな人
聡いとは、1つのものから多くのことを感じ取る能力のことだと思います。名探偵が煙草の吸い殻から、犯人の素性を言い当てるように。
ここで「才能」ではなく「能力」だと書いたのは、心掛け次第で、後から身に付けられるものだと思うからです。
多分ですけど、聡い人は、他人のことが好きなんだと思います。もしかすると自分のことを考えるよりも。何だかんだ他人のことを恐れながらも。だから観察して、いろんなことに気付けるのではないでしょうか。
私たちは、ついつい自分のことに夢中になってしまう困ったちゃんですが、まずは他人に興味を持ってみることからスタートするといいのかもしれませんね。
貴女に幸せが舞い降りることを祈っております。
(浅田悠介)
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