ランニングや筋トレ中に普通のブラだと、胸や揺れて痛かったり、ズレて上がってしまって集中できない……そんなことはありませんか？ そこで今回はインナーウェアコンサルタント・おぬまともこさん監修のもと、下着メーカーや有名ブランドのスポーツブラ23製品を集め、運動中の胸をしっかりサポートしてくれる最強スポーツブラを決定しました！
※情報はthe360.life2021年11月11日配信時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。すべて税込価格で表記しています。
普通のブラを着けて運動をしたことがある人は、こんな不便を感じたことはありませんか？
・胸が揺れる
・ブラがズレて胸がハミ出す
・ストラップが肩に食い込んで痛い
・ワイヤーが当たる部分が蒸れて不快
これらの悩みは、運動仕様につくられたスポーツブラを着用することでかなり軽減されます。
とはいえ、ひと口にスポーツブラといってもさまざまなタイプがあって、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
それでは、具体的にスポーツブラを選ぶ際にチェックするべきポイントを見ていきましょう。
スポーツブラで、とくに特徴が現れているのが背面のつくりです。ヨガなど肩を大きく動かす運動には、ストラップが肩に干渉しにくい「Y字バック」「クロス（X字）バック」を選ぶといいでしょう。
ヨガなど、伸びやひねりの動作が伴う運動では、アンダーが太くズレにくいものを選ぶと安心。
ランニングなど、上下の動作が伴う運動では、ストラップが太く、カップの面積が大きく胸全体をホールドしてくれるものを選べば、比較的胸が揺れにくいです。
また、各スポーツメーカーからは、運動やトレーニングの強度に応じてサポート力の異なるスポーツブラのラインナップを展開しています。
（例）アディダス
・ライトサポート：ウエイトリフティング、ハイキング、ヨガ、バーエクササイズ、ピラティスに
・ミディアムサポート：サーキットトレーニング、サイクリング、バレーボール、テニスに
・ハイサポート：ランニング、ボクシング、バスケットボール、サッカーに
どんなつくりのスポーツブラを選んだらいいかよくわからない……という場合は、各スポーツメーカーの商品ページを参考にしてみるのもいいでしょう。
普段使いや就寝用には、汗を吸ってくれる綿製のものが望ましいですが、スポーツブラではさらに「速乾性」も重要になってきます。
汗っかきの人には、吸湿速乾性に優れたポリエステル混の生地がオススメです。
スポーツブラは、ストラップの太さや胸の開き具合で印象ががらりと変わります。
もし1枚で着るなら、ストラップが太く胸を覆ってくれ、ホック無し、あるいはホックの目立たないものを選べば下着っぽくなりません。
ウォーキングなど、軽いエクササイズでTシャツやタンクトップの中に着るのであれば、普通の下着に近い感覚で着られるものを選ぶのもアリです。
運動後は、汗をかいてスポブラが体に張り付いて脱ぎづらいですよね。また、腕が上がりにくい人にとっては、スポブラをたくし上げるのも至難の技……。体がかたい人は、なるべく伸縮性のある生地のものを選びましょう。
また、ホックで留めるタイプもサッと外せて便利ですが、Y字バックやクロスバックの場合、ホックを前留めしてから後ろに回して着るといったことができません。ホックタイプは、後ろ手で留めることに慣れている人にオススメです！
今回テストするのは、Amazonや楽天で人気の商品、ワコールやトリンプのほか、アツギやグンゼなどの肌着メーカー、ナイキやアディダスなどのスポーツブランドまで、計23製品です。
インナーウェアコンサルタントのおぬまともこさんとモデルさんの協力を得て、実際に体を動かしたときの着用感なども評価しました！
※モデルのバストサイズ＝トップ82、アンダー72、普段はB70を着用。
※テストしたスポーツブラ23製品は、ニプレスでバストトップをカバーして着用しています。
吸湿速乾素材や、通気性のいいメッシュ素材を採用しているものは加点。また、肌触りのよさも確かめました。
カップと胸、ストラップと肩との間に隙間ができないかチェックしました。
肩を動かしてみて、苦しかったり締めつけすぎないかをモデル（B70サイズ）からヒアリング。各製品ごとに着用サイズを記載しているので、サイズ選びの参考にしてみてください。
その場で数回ジャンプし、胸が揺れて痛くならないか確かめました。
アンダーに沿って赤いサージカルテープを貼り、マーキング。
両腕を上げて左右にひねる動作を3セット行い、腕を下ろしたときに元の位置からどれぐらいズレるか検証しました。
スポーツの後はブラが肌に張り付いて脱ぎにくく、地味にストレスになります。脱ぎ着のしやすさを確認したところ、伸縮性のある素材や、ホック式のものはラクに脱げました。
