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コロナ後の新しい海外旅行、5つのトレンドと注目の国

旅行・おでかけ

まだまだ落ち着きを見せない新型コロナウイルスの感染拡大ですが、これからの海外旅行はどのような方向性に進むのでしょうか。予断を許さない状況にありながらも、新しい動きが少しずつ出始めています。

都会の日常生活で密を回避するのはなかなか難しい……写真はウガンダの首都カンパラのオールドタクシーパーク
今後の海外旅行は可能な限り密を避ける傾向がしばらく続くはずです。となれば都会より地方、そして大自然のなかへの回帰がトレンド化するのは自然なことだと思います。2020年後半は海や山のレジャーを志向する人が増えるのではないでしょうか。

◆【これから注目の国】マレーシア

マレーシアと聞いて真っ先にビーチを想像する人は少数派かもしれませんが、海岸線の長い国だけに、海のレジャーは意外と充実しています。知名度があまり高くないためか、特にマレー半島東側は沿岸から少々ボートで島に渡るだけで、観光客が少なく透明度の高い素朴なビーチがたくさん存在しています。

純白のパウダーサンドが眩しい、マレーシア東海岸沖の素朴で小さな島、ラワ島。喧噪を忘れてゆるやかな時間に身をゆだねる
モンスーンの影響で半島東側は10月頃までが乾季、逆に11月頃からは西側のペナン島などが乾季になり、ほぼ年間を通してベストシーズンが存在するのもマレーシアのビーチの魅力です。

ペナン島へ行ったら名物の屋台料理にもいろいろ挑戦してみよう!
マレーシアは3月から4月の早い段階で感染増加に見舞われましたが、その後の対策により着実に感染を封じ込め、6月下旬以降は概ね1日数人程度の感染に抑えています。ベトナムやタイに一歩遅れつつも、日本の状況が落ち着けば、早期の往来再開の候補に入ってくるはずです。(7月5日までのマレーシアの人口10万人当たり感染者数27.4人、同死者数0.4人。往復航空券の目安、6~7万円)。

トレンドその5┃新しい価値観

西ヨーロッパ、NY、シンガポール、東京など、今回のコロナ禍では最も先進的とされてきた国や都市が多大な被害を被ったのは文明の皮肉なのでしょうか?

幸いにも今回被害を最小限に食い止められたのは医療インフラが発達しているとは言い難いアフリカの国々でした。

外出を制限され、人と会うのもままならなくなりました。お洒落をすることも美味しい料理店を訪ねることも難しくなりました。まるで先進国の特権であるかのごとく享受し、誇示していたはずなのに、一転してマスクを買うために長い行列に並ぶことになりました。

このコロナ禍で、我々の多くが信じてきた物質的な価値観に一石が投じられたのは間違いないように思えます。巣ごもりの最中に、人生の本当の価値や幸せって何だろう? って考えてしまった人は、ぜひメンタルリセットを兼ねて海外の異文化世界に身を投じてみてください。

アラブ首長国連邦の首都アブダビにあるシェイク・ザイード・グランド・モスク。純潔を尊ぶイスラム教徒を象徴するかのような白亜の壮麗な祈りの場所
自分たちとは違う幸せの形、それを見つけることは心の豊かさに繋がります。そんな経験を海外旅行に求める人が、これから増えていくのではないかと思います。

◆【これから注目の国】ヨルダン

ヨルダンはシリアやイラク、イスラエルなどに囲まれながら、穏健なイスラム教国として抜群の安定感を保つ中東の国です。イスラム教国はもちろん、西欧キリスト教国、アジア・アフリカ諸国、そしてイスラエルにまで門戸を開けている、世界平和のためには不可欠な存在の国だと思います。

イスラム教は絶対的なアッラー(神)に帰依する宗教です。東洋の仏教には無常という考えがあり常なるものは無いというのが根本的な考え方としてありますが、イスラム教の人々には絶対的な存在に寄り添うからこそ得られる自信、心の安らぎがあるような気がします。

切り立った崖の向こうにペトラ最大の見どころ「アル・ハズネ」が見える。映画『インディー・ジョーンズ/最後の聖戦』のロケ地としても有名
ヨルダンはそんなイスラム教を肌で感じられるだけでなく、雄大な自然と歴史文化遺産を擁する観光国でもあります。大人気の世界遺産「ペトラ遺跡」、世界有数の透明度を誇る紅海への出口「アカバ」、砂漠ツアーやの死海の浮遊体験まで、魅力的な観光地がいっぱいです。

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