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万人受け!「コンサバファッション」のコツ

ファッション

コンサバとはどういう意味か知っていますか? コンサバファッションとはどういったものなのでしょう。ファッションライターの弓削桃代さんに、コンサバとは何か、ファッションの特徴や上手なコーデ方法など、詳しく解説してもらいました。

よく耳にする「コンサバ系ファッション」という言葉。

白やベージュ、ネイビーなど清潔感のある色を取り入れているので、オフィススタイルを想像する人も多いでしょう。

なんとなくきちんとしたイメージはあるものの、実際どういったファッションのことを指すのでしょうか?

今回もイラストを交えながら、「コンサバ」というファッション用語について学んでいきたいと思います。

コンサバ(コンサバティブ)とは

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まずは「コンサバティブ」という言葉の意味から探っていきたいと思います。

ファッションに限らない「コンサバ」の意味を調べてみました!

コンサバ(コンサバティブ)の意味や定義

コンサバとは「コンサバティブ」の略になります。

基本的な意味は、「保守的な」「控えめな」。人の性質について使う場合、「控えめで古風」、「地味な」という意味合いにもなるようです。

また、価値観におけるコンサバだと、「伝統的で奇をてらわない」という意味で使われる模様。政治的なシーンでは、「保守主義」という意味になります。

色んなシーンで使われるコンサバですが、どんな場合でも、おとなしく古風という意味合いを持つようです。

コンサバ(コンサバティブ)の対義語とは

コンサバは、古いものや伝統的なものを大切にして守り続けるという意味があります。これに対するものとして、「斬新」、「進歩的」「プログレッシブ」という言葉が挙げられます。

自由な、自由主義者という意味の「リベラル」も対義語に当たります。

また、現代的なという意味を持つ「コンテンポラリー」、さらに革新的なという意味の「アヴァンギャルド」もコンサバティブの対義語といえるでしょう。

ファッションにおけるコンサバとは

コンサバの基本的な意味を把握したところで、ファッションにおけるコンサバの意味を調べてみましょう。

コンサバファッションの定義とはどんなものなのでしょうか。

コンサバ系ファッションの意味や定義

コンサバファッションは、1980年代頃のバブル期に使われ始めた言葉です。

ラフでカジュアルなファッションの対義語として使われていて、お嬢様風のエレガントなファッションを指していました。具体的には20代前半のOLや女子大生の間で流行っていた、カーディガンにワンピースのような清楚で上品なファッションのことをいいます。

しかし、バブルが崩壊した際に下火になり、それ以降、意味合いが変わってきています。

清潔感のあるきれいめなお姉さんスタイルというイメージが今では定着しました。

コンサバスタイルとはフェミニンスタイルのこと?

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フォーマルとカジュアルの中間くらいの、女性らしいきれいめなスタイルがコンサバファッション。どこか知性が漂い、品のいいスタイルがコンサバに当たります。

片やフェミニンは女性らしいという意味を持つ言葉。女性らしく清楚な雰囲気は同じです。

ただし、コンサバはどちらかというとかっちりとしてまさにオフィスでも着やすい服装。フェミニンはもう少し甘めでかわいらしい印象の服装がカテゴライズされると思います。

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