好きな人がいるけれど、なかなか思いを伝えられない。いまの友達同士の関係を壊したくない。そんな風に、気になる人との距離を詰められずにいる方へ、ぜひ観てほしい映画をピックアップしました♡
好きな人がいるけれど、なかなか思いを伝えられない。いまの友達同士の関係を壊したくない。そんな風に、気になる人との距離を詰められずにいる方へ、ぜひ観てほしい映画をピックアップしました♡
観ているこちらがもどかしく思ってしまう、でも一歩を踏み出せない気持ちもわかる…と、思わず感情移入しながら楽しめるはずです。8月21日(金)公開の『糸』もおすすめですよ♪
あと1センチの恋
illustration by Sachiyo
幼い頃からずっと一緒にいて、なんでも話せる関係性のロージーとアレックス。お互いのことが気になりつつも、恋人ができたり子どもが生まれたりと2人の距離は縮まらない一方…。
お互いの人生にとって絶対に欠かせない存在であるはずなのに、なぜかいつもタイミングが悪くすれ違ってしまいます。
好きな人は、あなたにとって「最初の人」ではないかもしれないけれど、運命の人は時間がかかってもいつか結ばれるはず。それまでに経験するさまざまな出来事も、きっと必要なことだったのだと思えるのではないでしょうか。
この作品を観終わったときには、「自分にとって本当に大切な人は誰だろう」と考えさせられます。いくら悲しい思いをしたり、傷ついたりしても、その人だけは自分の味方をしてくれる。そんな唯一無二の存在が誰なのか、ぜひ考えてみてください♩
ワン・デイ 23年のラブストーリー
illustration by Sachiyo
23年間に渡って「7月15日」を描いたラブストーリー。エマとデクスターは良き親友、良き相談相手として絶妙な距離感を保ったまま、数年間過ごしていました。エマはデクスターに対して伝えたい思いがあるけれど、それはなかなか言い出せないまま。「親友」として2人きりで旅行をするなど、友達以上恋人未満のような関係を続けていました。
プライベートも仕事も順風満帆だったデクスターですが、だんだんと荒んだ生活を送るようになり、デクスターはエマに助けを求めます。しかしそのデクスターの姿を見て、もう「愛せない」と2人の関係を終わらせるのでした。
別の相手との交際、結婚、離婚。さまざまな出来事を経て、ようやく2人が結ばれることに。しかしやっと幸せになった矢先に悲劇が起こってしまうのです。この作品を観ると、大切な存在に気づくこと、そして伝えたいことは後回しにせず伝えることの大切さを感じます。
手遅れにならないように、後悔をしないで済むように、大切な人にはきちんと言葉にして伝える。当たり前のことですが、ついつい忘れがちになってしまうこの重要性を、改めて思い出させてくれる映画です。
糸
illustration by Sachiyo
こちらは、中島みゆきさんの名曲『糸』を題材に作られた作品です。幼い頃に出会い、恋に落ちた漣(れん)と葵(あおい)は、ある事情によって離れ離れに。ずっと葵のことを気にかけていた漣が東京で葵と偶然再会しますが、葵にはすでに別の男性がおり、漣はそのまま北海道へ帰ってしまいます。
そしてまた数年後、結婚を控えた漣は北海道で葵と再会。離れ離れになってしまったときの思いや後悔、そして当時の苦悩を伝えてかけがえのない時間を過ごします。漣は北海道に残り結婚、葵はシンガポールに移住し新しいビジネスを始めるなど、それぞれの人生を歩み始めます。
作品の軸となる「糸」は2人だけを結ぶものではなく、支えてくれた友人や職場の先輩、そして出会った人すべてを結んでいるもの。それぞれの点が結ばれて線になり、互いが合わさって糸が編まれる。そんな風に感じさせるほど、ひとつひとつの出会いがとても重要に感じられる作品です。
劇中ではもちろん『糸』も流れますが、同じく中島みゆきさんの『ファイト』も使われています。こちらもグッとくるシーンですので、ぜひチェックしてみてください。8月21日(金)から公開です!
公式サイト:https://ito-movie.jp/