毎日暑くてマスクをつけるのが苦しい! そんなとき試してほしいのが、快適グッズです。でも、それって本当に使えるのでしょうか? 雑誌『MONOQLO』では、あらゆるジャンルの快適グッズを徹底調査! 今回はマスクの中に入れて使い、化粧落ちや蒸れなどの不快感を防ぐという「立体インナーマスク」が本当に快適なのかテストしました。
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※情報は『MONOQLO』2020年9月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
近年続く夏の猛暑で、市場にはあらゆるジャンルの「快適グッズ」が登場しています。需要も高まってきているなか、活用しない手はありません!
そこで、雑誌『MONOQLO』では、新しい夏をノンストレスで過ごせる「快適グッズ」を徹底調査! 各ジャンルのプロに実際に触ってもらい、辛口ジャッジしました。
今回は、マスク生活を快適するという「立体インナーマスク」に焦点を当ててご紹介します。
まずは、そもそもインナーマスクってどんなときに使うものかを説明しましょう。
布やガーゼ素材のインナーマスクやインナーシートは、布製や不織布マスクの中に重ねて使用することで、花粉の除去率を上げたり、湿度を保つことでウイルスの侵入を防ぐという目的のもの。フィルターの役割を果たします。
一方、今回検証した立体的なインナーマスクは口元に空間を作ることで、主にマスクの摩擦で肌荒れを起こすのを防いだり、メイクがマスクについたりしないようにするためのものです。
シリコーン素材などで出来ており、組み立て式のものなどさまざまな形のものが登場しています。マスクと顔の間に空間ができるため呼吸もしやすくなるのでは?という意見もあります。
猛暑の中、マスクをつけ続けるストレスから開放してくれるアイテムということですが、実際の使いごこちはどうなのでしょうか?
結論から言ってしまうと、今回の検証では「立体インナーマスク」は微妙! という結果でした。その大きな理由は下記の3点です。
1:普通に蒸れる
2:顔にフィットせずズレる
3:つかけえる手間がメンドウ
もちろん、これには個人差があるので、顔の形がフィットすれば快適に使える人もいます。蒸れがそこまで気にならない、という人もいるでしょう。ひとまず個人差があることは一旦置いといて、ここでは雑誌『MONOQLO』での検証結果をお伝えします。
今回、複数製品を試しましたが、どれも付け心地に難がありました。製品自体に吸水性はないので、汗をかくと肌に張りつきがちで、フィット感も乏しいのが気になってしまいました。
素材のせいか顔に使っているうちに張り付いてきてしまいます。また顔とのフィット感がイマイチで、ずれも発生しやすいという結果に。
飲み物を飲むときなど、一瞬マスクを外したいときにすぐ外せないから不便です。会話の時も少し邪魔になりやすく、ズレを毎回手で直したりするのもなんだか不衛生でした。
これらの結果から、残念ながら立体インナーマスクは微妙……ということに。ただ、メイクがつかないなどの利点はあるので、メイク落ちが気になる方は一度試してみる価値はあります!
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