2020年8月28日(金)、東京・日本橋に「アートアクアリウム美術館」がオープン!同施設は夏の風物詩として愛されてきた展示会「アートアクアリウム」が大型常設展示になったもの。従来の日本橋会場の約3倍の規模で、年間を通して四季折々の空間を演出してくれます。そんな注目スポットの魅力を「レッツエンジョイ東京」編集部がさっそくお伝えします♪
おでかけ時のポイント
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう
14年目の人気展示が「美術館」に!
2020年8月28日(金)、東京・日本橋に新感覚の美術館「アートアクアリウム美術館」がオープン。夏の風物詩として愛されてきた展示会「アートアクアリウム」が大型常設展示として生まれ変わりました。
「レッツエンジョイ東京」編集部では、さっそく注目の同施設へ!世界各国で開催され今年で14年目を迎えた「アートアクアリウム」は、累計来場者数1,000万人超え。それほどの人気展がパワーアップしたとだけあって「アートアクアリウム美術館」にも期待が高まります♪
30,000匹超の「生きるアート」。四季で変わる演出にも注目
▲外観
東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅から歩いて約2分。大通りから1本入った場所に「アートアクアリウム美術館」は佇んでいます。
▲「浮世」エリア テマリウム
同施設では、「アートアクアリウム」史上最大の30,000匹を超える金魚を展示。普段は見る機会の少ない貴重な金魚から、お祭りなどでみる馴染みのある金魚まで様々な種類の金魚が一挙集結しています。
会場の規模も大きくなったため、金魚以外の展示作品数も増加。新たな展示作品にも注目したいところ。
テーマ別エリアで、それぞれの世界観を体験
▲「水端」エリア
2階建ての同施設は、テーマ別に6つのエリアに分類。それぞれの世界観で楽しめる新感覚の美術館となっています。6つのエリア中、まずは1階の3エリアをご紹介します♪
「アートアクアリウム」所蔵作品から不定期に過去の人気作を選び展示するエリア「水端(みずはな)」は、水と戯れる非日常の始まりを表現した展示。季節ごとの変化も楽しめます。
▲「浮世」エリア
「浮世」は、「アートアクアリウム」の基本コンセプトである、現代における江戸の花街を象徴するエリア。
▲「浮世」エリア 花魁
アートアクアリウムの代表作である“花魁”をいくつも並べることによって江戸の花街の花魁道中を表現しており、とくに、花街の入口にあったとされる大門は、金魚の乱舞する大提灯を掲げる“金魚大門”として展示。金魚大門をくぐった先には更なる豪華絢爛な世界が広がっている・・・というストーリーになっています。
▲「浮世」エリア 金魚大門
金魚大門を見上げると天井には無数の金魚が舞い泳ぐ「天井金魚」が、左右には金魚が不思議な見え方をする「リフレクトリウム」が鎮座。異世界への入り口が開かれています。
▲「神秘」エリア 金魚の杜
異世界との境界が曖昧な不思議な感覚を体験できる「神秘」エリアは、圧倒的スケールの異次元の世界。
中でも注目の展示は、“金魚の杜”。等身大以上の水柱が森のように立ち並び、多くの金魚が泳ぐ神秘な世界を歩いて鑑賞すると、水中と外の世界の境界線が曖昧になり浮遊間に包まれます。
こちらは1階に常設されていますが、2階からも見下ろせる仕掛けになっており、今まで自分が彷徨っていた不思議な世界の美しさを俯瞰で眺めて楽しめます。
▲「神秘」エリア アースアクアリウム・ジャポニズム
もう一つ注目したいのは、地球をイメージした直径1.5mの巨大球体水槽に錦鯉が乱舞する“アースアクアリウム・ジャポニズム”。
宇宙から見た地球を美の象徴である錦鯉で彩った圧巻の作品。表面に水が流れ、地球が自転するかのように作品自体がまわっている仕掛けには、美しさのあまりつい見惚れてしまいました。