負の感情を手放すとラクになれる
イライラしてしまうことは誰にでもありますよね。でもそのイライラを溜め込んでしまう人と、溜め込まない人がいます。同じ人間なのに、溜め込まない人はどのようにしているのか気になる人もいるはず。
実は溜め込まない人は「マインドフルネス」を習慣にしているようです。更にイライラすることで下がってしまう免疫力をあげる効果もあるんだとか。
ぜひ習慣にとりいれて、自分をイライラから解放してあげませんか。
マインドフルネスは“今”に目を向ける方法
マインドフルネスは日本人が馴染みのある仏教からきています。お坊さんが瞑想をしている姿を何処かで見たことがある人もいるはず。そんな瞑想を使って、心を“今”に向ける方法がマインドフルネスです。
イライラしやすい人の思考は、過去にあった出来事やまだ起きてもいない未来について考えている方が多く“今”という瞬間を感じられていない状態にあります。今この瞬間を感じて心を穏やかにする方法なのです。
マインドフルネスのやり方
呼吸に意識を向けて体の動きに注目しよう
五感が邪魔されない場所で椅子に座り、目を閉じて深呼吸をします。深呼吸をしながら、お腹がへこんだり膨らんだり、深呼吸をすることで起こる体の動きに意識を向けましょう。
最初は過去や未来のことを考えてしまうため、3分もできない人が多いと言われています。同じ場所、同じ時間で続けることで10分できるように目指しましょう。おすすめは雑念が浮かびやすい朝や寝る前です。
マインドフルネスの効果をあげる行動4つ
①イライラしてきたら客観視する
イライラが止まらない!という時は“自分という存在”を客観視するようにしましょう。
自分を他人と見ることで、自分の状態を冷静な目線で対処できるようになるでしょう。
②尊敬する人の目線で物事を考える
人は生きていると嫌な出来事に必ずといってあうもの。嫌なことにあったときは尊敬している人の目線で物事を捉えるようにすると解決に向かいやすくなります。
尊敬する人は自分の身近な親でも、映画の主人公でも構いません。その人の苦境に立った時を調べて、常にその思考を思い出すようにしましょう。
③一生懸命な時ほど周りを見渡す
イライラしやすい人は一生懸命な人が多く、嫌なことに気持ちを置きがちなります。そんな時こそ、自分の歩いてきた道を立ち止まり、よく見るようにしましょう。
キレイな花が咲いていたり、空を見ればゆっくりと動く雲など本当は素敵なものが日常にありふれています。イライラして見落としていませんか?素敵なものに触れることで心が穏やかになってきたりするものですよ。
④好きな人だけでなく苦手な人の幸せを願う
イライラは大抵、人間関係からきていることが多いと言われています。もし人間関係なら、苦手な人の幸せをも願うようにしましょう。苦手だと思う気持ちがあなたを苦しませているのかもしれません。
苦手意識を無くすことで人としての器が大きくなり、次第に苦手な人を気にしない思考が身につきます。