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「聞きづらい質問」をする時に使える言葉

ライフスタイル

「不躾」という言葉を知っていますか? ビジネスや日常生活において「不躾なお願いですが」や「不躾ですが~」というフレーズを見聞きしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。今回は「不躾」の意味や使い方について、コミュニケーションアドバイザーの松岡友子さんに解説してもらいました。

「率直に」

「率直」とは「正直に」ということですので、思っている意見をはっきり伝えるということです。

そこにはうそのない誠実さも感じられます。

例文

・私の意見を率直に申し上げると、今回のミスは、普段からの気の緩みがもたらしたものだと言えるのではないでしょうか?

「遠慮なく」

このことを言うと相手は傷つくかもしれないけれど、必要以上の気を使う(=遠慮する)ことなく、きちんと伝えるということもビジネスシーンでは必要になります。

例文

・あえて遠慮なく申し上げますが、今回のことに関しては、私共も大変苦慮しております。

「不躾」は思いの強さを伝える言葉でもある

picture

いかがでしたか?

「不躾」には「躾が身に付いていない、礼儀作法をわきまえていない」つまり、「無作法・無礼」などの意味があることを紹介してきました。

言い換え表現で紹介したそれぞれの言い方は、普段あまり見聞きしない「不躾」と比べると、日常生活でもよく触れる言葉が多かったと思います。

だからこそ、ここぞという勝負時に「不躾」を使ってみると、「大変失礼ですが~」などと言うよりも、ずっとこちら側の覚悟や思いの強さを伝えることができるのではないでしょうか?

意味を正しく理解して言葉の引き出しを増やし、ぜひ学んだことをビジネスシーンなどでも活用してみてくださいね。

(松岡友子)

※画像はイメージです

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