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[9/21〜9/27の運勢]9月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2020年下半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2020年下半期の運勢

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

一つ屋根の下で

今週のおひつじ座は、どこか遠くの方から自らの小さな日常を捉えていくような星回り。

「一つ家に遊女も寝たり萩と月」(松尾芭蕉)は、『おくのほそ道』の旅の途上で詠まれた一句。泊まった宿で一緒だった哀れな遊女の同道を許してほしいという頼みを芭蕉は断ってしまいますが、この句に詠まれた光景は実景ではなく虚構であるとされています。

遊女は華やかである一方で、人々に無視され虐げられている存在であり、既に宗匠としての名声と地位を確立していた芭蕉とは対極の存在。つまり「一つ家」、すなわちこの世界を覆う屋根の下では遊女も自分も同じ人間であり、それを無数に咲き乱れている萩の花が一なる「月」に照らされて、美しく映え輝いている光景に重ねていったのではないでしょうか。

今週のあなたもまた、一見すると自分とは異なる立場にあるような他者との共通点を、広い視点から見つけ出していくことがテーマとなっていくでしょう。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

運命の区別と集中

今週のおうし座は、古い主婦業界をてきぱきと解体していくような星回り。

梅棹忠夫の『女と文明』の核となっているのは、1959年に『婦人公論』で発表された「妻無用論」という短い論文。発表されるやいなや世間から大きな反響を呼び、主婦たちからもまた男性からも大バッシングを受けたようです。しかし、それから60年の月日が経った2020年の現在ではその受け取り方はだいぶ好転したのではないでしょうか。

男性が会社で働き、女性が家事と子育てを受け持つという「サラリーマン型」の家庭を基本とするような考え方がもはや成り立たなくなった今、家庭を男も女もない公平な場へと認識を改めていくことは、女性が気持ちよく働ける社会になっていくことと表裏の関係にあるはずです。

今週のあなたもまた、いきいきと健康でいられることを最優先に、改めて生活リズムを整えていくといいでしょう。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

ああ詩情

今週のふたご座は、静かな思いをありありと深めつつ、それでいてあっさりとしていくような星回り。

「女湯もひとりの音の山の秋」(皆吉爽雨)という句で詠まれているのは、壁一つ隔てた向こう側から聞こえる湯を汲む音や、桶の音。そのかすかな、しかし脳裏を直接かすめるような気配は、秋冷えのつよい山の温泉の静けさをかえって深めます。

秋に深まるものは、いつだって「ひとり」の道だということを、重くも堅苦しくもならない仕方で平明に表現しています。平明というのは、けっして平凡とか、ただ“分かりやすい”というのでもなくて、深く入って浅く出づる姿であり、そこには独りよがりな力みも、これ見よがしな小細工も入る余地はありません。

今週のあなたもまた、これはという詩因からふっと浮かんでくるものをつかまえていきたいところです。

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