【太らない人の習慣8】晩酌は「水」と一緒に。おつまみは「手のひら分」
アルコールは太らないけれど、肝臓で分解されるので、肝臓に脂肪を溜めこんだ状態(脂肪肝)になりやすいのが特徴です。
脂肪の分解能力が低下するので、アルコール自体のカロリーは低くても、太りやすい体質になるのです。お酒を飲むときは、分解を助けるつもりで同じ量の水を飲みましょう。
おつまみは、揚げ物はNG。オススメはえいひれ、チーズ、大豆、ナッツなどの栄養価の高いものがおすすめ。できれば「手のひら1枚分」くらいの量を目安に楽しみましょう。
【太らない人の習慣9】「寝る前2時間」は食べず、空腹で寝る
寝る前に食べたものは、「脂肪になりやすい」という特徴があります。また寝る前に食べると、細胞の修復やダイエットにも効果的な「成長ホルモン」の分泌が促されません。
食事は寝る2時間前までに済ませて、腸管を翌朝まで約7時間、空っぽにしておくことで、翌朝の排便を促すホルモン(モチリン)が分泌されます。朝食を受け入れる準備もでき、便秘の解消も期待できます。
【太らない人の習慣10】「睡眠は7時間」で、寝ながらやせる
じつは何時に寝るかよりも、ダイエット的には「トータルの睡眠時間」が大切。7~8時間ほど寝るとホルモンが活性化され、ストレスが解消されて、細胞が修復されます。短時間の睡眠ではストレスが溜まりやすく、太りやすくもなるのです。
逆に睡眠が9時間以上の場合も太りやすくなるので、寝過ぎにも注意!
生活習慣をマネして「食べても太らない人」になろう!
いかがでしたか? どれも難しいことではなく、今すぐにでも始められるものばかりです。
一度にすべてを習慣化するのは大変でも、1つずつ気をつけていくのなら、辛いダイエットに励むよりも簡単で健康的!
ぜひ少しずつ、太らない人の生活、始めてみましょう♪
永田孝行先生の書籍もチェック
東京大学大学院医学系研究科にて肥満と代謝を研究し、食事療法を基本とした「低インシュリンダイエット」を提唱した永田先生。「ダイエットベーシックブック」(評言社)「日本人のDNAに効く永田式行き着く先のダイエット」(悟空出版)など関連書籍がベストセラーになっています。
また、アメリカスポーツ医学会公認EP-C(エクササイズフィジオロジスト)の資格をいかし、特異的な体脂肪分解のメカニズムを解明した、部分痩せを可能にする著書「10days ポイントダイエット」(高橋書店)なども出版。
今回紹介したダイエットテクなども解説されているので、ぜひチェックしてください。
【書籍情報】
「ダイエットベーシックブック」
発売元:評言社
価格:1,980円(税込)
「日本人のDNAに効く永田式行き着く先のダイエット」
発売元:悟空出版
価格:1,320円(税込)