家中に「見てみぬフリ」をしているガンコ汚れが溜まっていませんか? そんな人のために、お掃除のプロに徹底リサーチした“カンタンに汚れを落とす方法”をお届けします。今回は魚焼きグリルの焦げや油のガンコ汚れをスッキリさせる「スポンジ」とお掃除テクニックのご紹介です。
毎日最低限のお掃除はしていても、溜まったガンコ汚れや細かい汚れからはついつい逃げるクセがついていませんか?
落とし方が分からなかったり、素材を傷つけてしまうのが怖かったり、はたまたやっぱり面倒くさかったりして、汚れを放置してしまいがち……。
今回はそんな「見て見ぬフリ」されている汚れがカンタンかつ絶対に落とせる方法をお掃除のプロに徹底リサーチ! 検証してわかった効果抜群の洗剤やグッズを惜しみなくご紹介しちゃいます。
魚や肉を焼いたときの油やコゲがこびりついて、網の元の色がわからないくらいコゲてしまったグリル。
「グリルのしつこい汚れは中性洗剤じゃ落ちないけど、強い洗剤は残りそうで使いたくない!」というときこそ、コゲ落としスポンジの出番です。
重曹ペーストで汚れをゆるめてからコゲ落としスポンジで擦れば、ガチガチに固まった汚れもスッキリキレイになります。
グリルの汚れは、ペースト重曹で汚れをゆるめ、コゲ落としスポンジでこするとキレイに落ちます。
STEP1:ペースト状にした重曹を汚れに塗る
パーツを外し、重曹と水を2:1の割合で混ぜた重曹ペーストを塗ってしばらくおきます。
庫内サイドのパーツも実は外せるんです。
STEP2:水で濡らしたスポンジでこすり洗いする
スポンジを水で濡らし、こすってコゲや油汚れを落とします。重曹で汚れがゆるんでいるので力いらず! オススメのスポンジは、後ほどご紹介するランキングを参考にしてみてくださいね。
STEP3:それでも落ちないときはスクレイパーで削る
スポンジで落としきれないコゲはスクレイパーで削って落としましょう。分厚いコゲもスルスル削れます。
▼おすすめのスクレイパーはこちら
オルファ
Gスクレーパー
Slim 232B
実勢価格:1080円
STEP4:庫内はセスキシートとスポンジでこする
セスキシートで全体を拭いて油汚れを浮かせてから、スポンジでこすってください。セスキが乾かないうちにこするのがポイントです。
コゲ落とし用のスポンジも、種類が色々。どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ということで、コゲ落としスポンジ7製品を集めて比較してみることに。どの製品が汚れをスッキリ落とすのか、「コゲ」や「樹脂化した油」で汚れ落ちの検証を行いました。
その結果を、おすすめ順にご紹介します!
スコッチ・ブライト
コンロ周りの油汚れ・コゲつき
水だけで落ちる!
実勢価格:270円
※Amazonはあわせ買い対象商品です
▼検証結果
コゲ :◎+
樹脂化した油:◎+
使いやすさ :◎+
見事ベストバイとなったのはスコッチ・ブライト「コンロ周りの油汚れ・コゲつき水だけで落ちる!」でした。
テストでは重曹ペーストを使わず水で濡らしただけでしたが、それでもこの落ち具合は優秀です!
レック
コゲ落ちくん
実勢価格:164円
※Amazonはあわせ買い対象商品です
▼検証結果
コゲ :◎
樹脂化した油:◎
使いやすさ :◎
レック「コゲ落ちくん」は、硬めのスポンジで、乾いたコゲも油汚れもしっかり落としました。